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新しい教育組織「学院」等のWeb情報発信企画・制作に関するコンペティション開催(11/14変更あり)

公開日:2014.10.24

※ 2014年11月14日追記:
公募要領が一部変更になりました(「3.事業内容(8)技術面の注意事項」の赤字部分、「8.提案の審査に関する事項(2)第 2 次審査」の赤字部分 )。最新の情報をご参照ください。


東京工業大学は2016年4月に新しい教育システムと教育組織「学院」をスタートさせます。

広報センターでは、この東工大の新しい教育組織「学院」の情報やニュースを発信し、東工大の新しい教育を魅力的かつ有効なWebによる情報発信について企画・制作依頼先を決定するコンペティションを開催します。

参加ご希望の方は、下記概要をご確認のうえお申し込みください。

公募要領

1. 事業名

東京工業大学新しい教育組織「学院」等のWeb情報発信企画・制作

2. 事業の目的

東京工業大学(東工大)は現在、教育改革を進めており、2016年4月に新しい教育システムと教育組織「学院」をスタートさせる。この東工大の新しい教育組織「学院」の情報やニュースを発信し、世界トップテンに入るリサーチユニバーシティ実現に向けまい進する東工大の新しい教育を魅力的かつ有効なWebによる情報発信について企画・制作する。

※ 東工大の教育改革に関する取組については、下記を参照のこと。詳細については、事前説明会(7.(1)参照)で説明する。

/news/2014/028056.html

3. 事業内容

(1) 事業概要

2016年4月に、学部3学部23学科、大学院6研究科45専攻で構成されている現在の教育組織を刷新し、学部と大学院を統一した「学院(6学院)」をスタートさせる。現在、学部・大学院(部局)のWebサイトはそれぞれの部局で独自に制作・運営している。今回、教育組織を刷新するにあたり、これまで各部局に一任していたWeb情報発信を、大学として統一したコンセプトで企画・制作する。

(2) 制作依頼内容

企画、調査・分析、運営体制提案、CMS構築、インタビュー、ライティング(日・英)、写真撮影、デザイン、ページコーディング、CMSシステム投入

(3) 制作対象

6つの学院(理学、工学、物質理工学、情報理工学、生命理工学、環境・社会理工学)と各学院における学士課程、大学院課程の教育プログラム
1つの教育院(教養教育)
7つの類(既存:1年次が所属)と初年度教育プログラム

※ 上記①②③全ての情報発信媒体を制作すること。どのような単位で情報発信を行うか、その構成も提案に含めること。

※ 学院の構成などの詳細情報については、事前説明会(7.(1)参照)で説明します。

※ 学院等の新組織は、設置認可申請のための大学による構想であり、変更する場合があります。

※ 学院等の名称は検討中です。

(4) 事業を通して実現したいこと

各学院で行われる教育研究の特色・魅力を国内外に発信し、入学希望者を増やす。
東工大が個性豊かな学院で構成され、世界トップレベルの教育研究を行なっていることをアピールし、世界的なプレゼンスを向上させる。
全学サイトとコンセプトを共有したデザイン、コンテンツ、英語化を実現し、ブランド力を高める。

(5) 「学院」Web情報発信のターゲット

本事業は学外者に向けた情報発信を主目的とし、以下の順でターゲットを設定する。

学部受験生・大学院受験生
研究者
社会一般

(6) 前提

  • 広報センターが運営している東工大全学サイト(全学サイト)(/outer)、および、高校生・受験生向けサイト(https://admissions.titech.ac.jp/outer)との連携や整合性を念頭におくこと。
  • 広報センターは全学サイト「Special Topics」、「東工大ニュース」を中心とした質・量ともに高いニュース発信を Web 広報戦略として最重視している。
  • 本学は東京工業大学研究者情報検索 StarSearch(http://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/search.actouter)や東京工業大学リサーチリポジトリ T2R2(http://t2r2.star.titech.ac.jp/outer)、および OCW(http://www.ocw.titech.ac.jp/outer)といった教員情報や研究成果情報、講義情報の発信媒体(データベース)を有する。これらを活用したコンテンツの提案を歓迎する。ただし、これら媒体を最大限有効に活用し、全学で統一した情報発信を行うためには、時間的・予算的制約等から、本事業のみで完遂することは困難と考えられる。したがって、本事業では上記媒体の活用を加味した上で、将来の拡張性を見据えた成果物をリリースする予定である。
  • 各ページについて日本語と英語のページを原則用意し、日本語/English ボタンで切り替え可能とする。
  • パソコン、スマートフォン・タブレット等での閲覧を考慮したマルチデバイス対応とする。

(7) 企画・制作要件

以下の要件に基づき制作すること。

1) 企画要件

Webによる「学院」情報をいかに有効に発信し、運用するかについて、十分な調査・コンサルティングを行い、企画・立案すること。

2) サイト構造要件

学院情報媒体を全学サイトの配下に置くか、あるいは、別ドメインのサイトとするかなど、その運営体制やメリット・デメリットを十分考慮し、提案すること。
全学サイトとの、また、同一学院内、他の学院間など、ユーザーの回遊性を高めるサイト構造を提案すること。

3) 機能要件

全学サイトとの連携を前提とし、学院情報発信媒体の運営体制を考慮したコンテンツ管理システム(CMS)を提案すること。現在、全学サイトに導入しているCMSと異なるCMS構築を提案することも可とする。連携上の観点から、全学サイトのCMS改修を提案することも可能だが、その改修費も本事業に含むこととする。
コンテンツ管理システム(CMS)に承認ワークフローを導入すること(全学サイトは導入済)。
通常の更新作業はCMSのみで完結するような提案とすること。

4) デザイン要件

世界トップレベルのリサーチユニバーシティにふさわしいデザインであること。
東工大全学サイトとの統一感を図りつつ、構造的な自由度が高いデザインにして構わない。

5) コンテンツ要件

「学院」等の理念やターゲット、および本学の既存の Web サイトや他機関の Web サイトの状況について十分に調査・分析を行い、コンテンツを決定すること。
新規コンテンツのライティングを日本語・英語ともに行う。一部コンテンツは、本学から原稿の素材を提供し、リライトを行う。

6) システム要件

Webサーバは本学で以下の要件で用意する。
  • 冗長構成とする。
  • 公開用とステージング用の両サイトを構築する。
  • サーバのスペック等は要件定義の段階で決定する。
CMSサーバは、セキュリティや利便性、保守性などを考慮し、最適なものを提案すること。
上記要件のシステム上で適切に動作すること。
個人情報を扱うフォームは学内共有 SSL サーバに設置すること。

(8) 技術面の注意事項

  • 全学サイトのCMSはMovableTypeを用いている。
  • 受注者には、全学サイト管理に用いているコーディング・ガイドラインを提供する。html, css, js等のコーディングは原則それに従うこと。ただし、本学担当者との合意に基づき例外措置を行うことを妨げない。
  • その他、検索エンジン対策、OGP対応など、本学技術担当者と事前に十分協議したうえで、適切な対応を行うこと。
  • 現行全学サイトの PC 環境のサポートブラウザは次のページの記述を参照すること。

    /about_site/index.html

  • 新規で作成するWebサイトのサポートブラウザについては、公開時点でのブラウザシェア、アクセス解析のデータ、学内利用実態などの根拠に基づき、本学担当者との協議のうえ、決定する。提案においては、サポートブラウザ一覧も提案資料に含めるものとし、その選定根拠も明記されたい。
  • スマートフォンのサポート環境については、市場シェアなどに基づき妥当と思われるものを提案し、本学担当者と調整し合意を得ることとする。
  • 事前にテスト用の環境にて、画面表示面、システム面とも本学担当者の確認をとり、合意のとれた状態のデータを本番環境に投入することとする。また、公開中のWebサイトの稼働への影響を最小限に留めるよう、公開時の作業スケジュールは本学担当者と事前に協議を行い、双方の合意を得た手順に基づき公開作業を行うこと。

4. 予算額(上限)

税込み 37,000千円以内

(コンペ終了後、第1順位者から契約交渉を行います。その際再度見積書を提出して頂きます。)

代金は、以下のように 2 回に分けて支払を行う。

(1)
第1回支払:下記 5(1)に対して、第1回目の支払いを行う。
(2)
第2回支払:下記 5(2)に対して、第2回目の支払いを行う。

5. 実施期間・納期

(1)
2015年1月〜3月
  • 納期:2015年3月27日(金)
  • 納品物:調査・作業計画案報告書(サイトマップ(案)、CMS設計書(案)、ディレクトリマップ(案)、既存サイト調査、関係者インタビュー・アンケート・ワークショップ等報告書)
(2)
2015年4月〜2016年3月
  • 納期:2016年3月31日(木)
  • 納品物:要件定義書、サイト構造設計書、コンテンツ管理システム設計書、コーディングガイドライン、デザインガイドライン、運用ガイドライン、検証報告書、データ一式(サーバ上に直接、または、CD-ROM 等で納品すること)

    ※ 本制作で作成したデザインデータ等はすべて編集可能なファイル形式で提供すること。

6. 応募資格(対象者及び資格要件)

(1)
契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者でないこと。
(2)
国立大学法人東京工業大学における物品購入契約に係る取引停止の取扱要項により契約担当役から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。

7. 企画提案書に関する事項(記載すべき内容、提出方法、提出期間等)

(1) 事前説明会

2014年10月31日(金)に事前説明会を実施する。事前説明会参加希望の場合は、10月30日(木)12:00までに以下 7.(5)の問い合わせ先まで、メールにて連絡すること。事前説明会の詳細は追って事前説明会参加希望対象者に連絡する。

(2) 本企画競争(コンペティション)参加の申込み方法

2014年11月21日(金)17:00までに、下記以下 7.(5)の問い合わせ先まで、コンペティション参加希望の旨をメールにて連絡すること。

(3) 提出書類

コンペティション課題
  • 全体企画・コンセプト
  • デザインコンセプト
  • サイト群構造提案書

    ※ 全学サイトおよび各学院情報媒体間の連携がわかるもの

  • 運営体制提案書
  • 任意の学院のPCトップページデザイン(日本語・英語とも)
  • 任意の学院のスマートフォン対応トップページデザイン(日本語・英語とも)
  • 任意の学院のサイトマップ(日本語のみ)

    ※ 各ページで想定するコンテンツのボリュームとデザインレベル、および更新頻度を明記すること。

  • 任意の学院配下の第1階層目に配置されるページのデザイン案(1例:日本語のみ)
制作体制を示すもの

※ 制作体制図、および、制作にかかわるスタッフ全員について、これまでの仕事歴、プロジェクトマネージャー資格等の有無、具体的な作品を示すこと

※ プロジェクト進行を円滑に行うための手法やツールなど、プロジェクト進行ポリシー を明記

会社概要、実績
企画・制作費見積書
制作スケジュール

※ 2016年1月上旬に学内限定公開(トライアル)、同年4月1日に学外公開とし、スケジューリングすること。

(4) 書類提出方法

2014年11月28日(金)17:00(必着)までに、下記 7.(5)の問い合わせ先まで、上記 7.(3)の提出書類を各12部及び電子媒体で提出すること。 なお、郵送の場合は、必ず簡易書留、宅配便等配達の記録が残る形で送付すること。

※ 提出書類の作成及び提出にかかる経費は、提案者の負担とする。

※ 提出頂いた資料は、返却しません。

(5) 問い合わせ先

〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 E3-13

東京工業大学広報センター

担当:加藤・星野

Email: web@jim.titech.ac.jp

電話:03-5734-2975 FAX:03-5734-3661

8. 提案の審査に関する事項(審査方法、審査基準、審査の結果の通知方法等)

(1) 第1次審査(書類審査)

事前に送付された資料をもとに第1次審査を行い、コンペティション参加者を決定する。この場合、2014年12月5日(金)までに審査結果をメールにて連絡する。

(2) 第2次審査(コンペティション)

コンペティション課題についてプレゼンテーションを行う。開催時期・場所(具体的な時間・場所は、第1次審査通過者に別途連絡)

2014年12月12日(金)15日(月) 東京工業大学大岡山キャンパス

  • 大学側出席人数12名前後
  • プレゼンテーション時間・参加人数

    1社30分(課題に対する説明等20分、質疑応答10分)

    参加人数は、1社あたり企画責任者を含め最大3名とする。

審査結果は、2014年12月15日(月)16日(火)までにメールにて連絡する。

【審査基準】

主に、コンペティション課題、制作(サポート)体制、制作スケジュール、見積金額、実績、総合力について、審査委員会による書類審査、プレゼンテーションを経て、交渉権者を決定する。「コンペティション課題」は、企画力・デザイン力について評価する。「制作(サポート)体制」・「制作スケジュール」は、プロジェクト進行が滞りなく行えるか、取材の依頼などに柔軟に対応できる体制かどうかを中心に評価する。見積金額は予算内に収まっているかを評価する。「実績」は、Webサイトに係る、担当者と会社の実績を評価する。「総合力」は、全体でどのような印象を与えたか、また、特筆すべき事項について評価する。

9. 契約の締結に関する事項

契約交渉の結果、契約の相手方として決定した場合、契約書を作成するものとする。

10. 秘密保持について

受注者は、次の事項につき守秘義務を負うものとする。

1.
本件提案・制作中に知り得た、プライバシー及び業務上の秘密に関する事項。
2.
本件提案・制作中に知り得た、本システムを含む本学のシステムの機能、構造、設置場所その他の本学セキュリティ管理上危機を招来するおそれがある一切の事項。
3.
本学から開示された資料のうち、公開することが適切でないもの。

11. 著作権について

本契約により作成された制作物の著作権は、原則として東京工業大学に帰属するものとする。但し、それに依り難い場合は、理由を付し、別途提案のこと。

東京工業大学広報センター
担当: 加藤・星野
Email: web@jim.titech.ac.jp
電話: 03-5734-2975 / FAX: 03-5734-3661

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