材料系21世紀COEプログラムプロジェクトマネージングコース
我が国には科学技術に関するプロジェクトの企画・運営,産学連携などのコーディネート能力を持つ人材
や新産業・ベンチャービジネスを指向するタイプの人材が少ないといわれています。そこで,本コースは材
料工学の高い研究能力に加えて,科学技術の内容を正しく,またグローバルに理解できる能力と,プロジェ
クトを企画・運営できる能力とを併せ持ったプロジェクトリーダー・マネージャーもしくは科学技術的な能
力を背景にベンチャー起業を指向するタイプの人材育成を目標としています。
授 業 科 目 |
単 位 |
担 当 教 官 |
学 期 |
備 考 |
プロジェクトマネージング特論第一 |
2−0−0 |
門 多 |
前 |
博士後期課程(注)1参照 |
同 特論第二 |
2−0−0 |
三 木,田 野 |
前 |
〃 |
同 特論第三 |
1−0−0 |
高 木 |
前 |
〃 |
同 特論第四 |
2−0−0 |
古 田 |
後 |
〃 |
同 特論第五 |
2−0−0 |
三木,田野,門多 |
後 |
〃 |
同 特論第六 |
1−0−0 |
高 木 |
後 |
〃 |
材料工学特論第一 |
2−1−0 |
各 教 官 |
前 |
〃 |
同 第二 |
2−1−0 |
各 教 官 |
前 |
〃 |
同 第三 |
2−1−0 |
各 教 官 |
前 |
〃 |
同 第四 |
2−1−0 |
各 教 官 |
前 |
〃 |
同 第五 |
2−1−0 |
各 教 官 |
後 |
〃 |
同 第六 |
2−1−0 |
各 教 官 |
後 |
〃 |
同 第七 |
2−1−0 |
各 教 官 |
後 |
〃 |
同 第八 |
2−1−0 |
各 教 官 |
後 |
〃 |
*プロジェクトマネージング特論5科目9単位必修,材料工学特論7科目21単位必修。
(注)1) 本授業科目は他の専攻において開設されている授業科目であるが,本専攻の授業科目としても取
扱うものである。従って,本専攻の学生が該当授業科目を履修し,単位を修得した場合は,自専攻
の単位として算入する。
〔教 授 要 目〕
プロジェクトマネージング特論第一
前学期 2−0−0 門多 丈 教授
Business Administration(経営管理)と技術の商業化の基礎を学習する。これらに関連する経営者論,マ
クロ経済,金融(ベンチャー・キャピタル,企業買収ファンド),産業立地論,知的所有権などの重要なファ
クターを習得する。
プロジェクトマネージング特論第二
前学期 2−0−0 三木 茂 教授,田野 好彦 教授
創業から,会社としての要件整備,事業基盤の拡充への施策,ステージ毎の資金・資源調達,ステークホ
ールダ一間の利害調整という過程を擬似体験してもらう中で,会社の営みと資本主義市場経済のメカニズム
に関する理解を深める。さらに,必要がある時はいつでも自ら組織を作る(起業)という意識を備えてもらう。
プロジェクトマネージング特論第三
前学期 1−0−0 高木 正明 教授
プロジェクトマネージング特論第六
後学期 1−0−0 高木 正明 教授
ビジネスにおける英語でのコミュニケイションをより円滑に行えるようになるため,コミユニケイション
上の留意点をまず日本語で理解し,英語の上達と共に欧米流コミュニケイション・スキルを理論より実践的
なアプローチで修得する。
プロジェクトマネージング特論第四
後学期 2−0−0 古田 健二 教授
企業における研究開発活動を中心とした技術マネジメントの全体について,マクロ,ミクロの幅広い視
点からの考え方,実際の方策などについて,実務とのつながりを重視しつつ展開する。最後には各自の研究
テーマベースの新規事業戦略の構築に挑戦してもらうことを想定している。
プロジェクトマネージング特論第五
後学期 2−0−0 三木 茂 教授・田野 好彦 教授・門多 丈 教授
事業シーズを事業に発展させ,成長させていく過程を,実際に事業計画を立案し,事業計画書を作成する
ことを通じて疑似体験するとともに,事業計画立案に当って必要となる知識を獲得していく。
材料工学特論第一〜第八
前学期または後学期 各教官
内容については指導教官と相談すること。