表4 教職に関する科目の最低修得単位数と対応する授業科目
表1の教職に関する科目の最低修得単位数には,この表に準じて修得すること。
教職に関する科目の分類 |
修得することが必要とされる事項 |
左を内容として含む本学の授業 |
単位数 |
中学 |
高校 |
推奨 履修 学期 |
|
||
教職の意義等に関する科目 |
教職の意義及び教員の役割 |
◎ 教職概論 |
2-0-0 |
2 |
2 |
1 |
|
||
教員の職務内容(研修,服務及び身分保障等を含む。) |
|||||||||
進路選択に資する各種の機会の提供等 |
|||||||||
教育の基礎理論に関する科目 |
教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 |
教育基礎第一 同 第二 |
1-0-0 1-0-0 |
![]() |
|
![]() |
|
1 2 |
ア ア |
教育に関する社会的,制度的又は経営的な事項 |
教育制度 教育行財政 |
1-0-0 1-0-0 |
6 |
6 (4) |
2 1 |
イ イ |
|||
幼児,児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児,児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。) |
発達と学習I 同 II |
1-0-0 1-0-0 |
|
|
1 1 |
ウ ウ |
|||
教育課程及び指導法に関する科目 |
教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) |
◎ 教育工学 教育メディア演習 マルチメディアと 学習環境 学習メカニズムの 数理モデル |
1-1-0 0-2-0 1-1-0
1-1-0
|
![]() |
|
![]() |
|
4 5 4 4 |
エ エ エ エ |
教育課程の意義及び編成の方法 + 各教科の指導法 |
◎ 教育課程の意義・編成と教科の指導法(数学)I 同 II 同 III 同 IV |
1-0-0 1-0-0 0-1-0 0-1-0 |
|
|
4 4 6 8 |
オ オ オ オ |
|||
◎ 教育課程の意義・編成と教科の指導法(理科)I 同 II 同 III 同 IV |
1-0-0 1-0-0 0-1-0 0-1-0 |
10 |
6 (4) |
4 4 6 8 |
オ オ オ オ |
||||
◎ 教育課程の意義・編成と教科の指導法(情報)I 同 II |
2-1-0 0-1-0 |
|
|
5 8 |
オ オ |
||||
教育課程の意義・編成と教科の指導法(工業)I 同 II 同 III 同 IV |
1-0-0 1-0-0 0-1-0 0-1-0 |
|
|
3 3 3 8 |
オ オ オ オ |
||||
特別活動の指導法 |
◎ 特別活動の運営 |
0-1-0 |
|
|
|
|
|||
道徳の指導法 |
道徳教育の研究 |
2-0-0 |
2 |
|
|
カ |
|||
生徒指導 教育相談及び進路指導等に関する科目 |
生徒指導の理論及び方法 |
◎ 生徒・進路指導と教育相談I 生徒・進路指導と教育相談II |
2-0-0 0-2-0 |
4 |
4 (2) |
1 2 |
|
||
教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 |
|||||||||
進路指導の理論及び方法 |
|||||||||
総合演習 |
◎ 総合演習 |
0-2-0 |
2 |
2 |
4 |
|
|||
教育実習 |
教育実習基礎A 教育実習基礎B 教育実習第一A 教育実習第一B 教育実習第二A 教育実習第二B 教育実習第二C 教育実習第二D 教育実習第三A 教育実習第三B 教育実習第四A 教育実習第四B |
0-0-1 0-0-1 0-0-1 0-0-1 0-0-2 0-0-2 0-0-2 0-0-2 0-0-3 0-0-3 0-0-4 0-0-4 |
5
|
3 |
7 8 7 8 7 8 7 8 7 8 7 8 |
キ キ キ キ キ キ
キ キ キ キ |
※ 本学で取得できる免許状種別において,一種および専修のために必要な「教職に関する科目」の単位数
は同一であるため,前表においては,中学,高校の区別のみを示した。
※ 教育職員免許法・別表第一・備考9の規定に基づき,教科に関する科目の単位を教職に関する科目の単
位に振り替える場合,本学で高校の「数学」「理科」の免許取得に必要な教職に関する科目の最低修得単
位数は,( ) 内の数字で示す通りである。ただし,この表に掲げた教職に関する科目は,教職をもって
身を立てようとする者にとって,特に必要な科目であるから,上記の規定にもかかわらず全部履修するこ
とが望ましい。また「工業」の免許状の授与を受けようとする者も「従来から定められた程度の教職に関
する科目の単位(特に教育実習)は修得しておくことが望ましい。」(東京都教委検定課昭36.7.10通達)
というように( )内の数字は教職に関する科目の最低必要単位として修得しておくことが望ましい。
さらに,本学では「教育実習」を必修としている。なお,高校の「情報」については,23単位すべて修得
しなければならない。
※ ◎印で示した「教職概論」「教育工学」「特別活動の運営」「生徒・進路指導と教育相談I」「総合演
習」そして各教科の「教育課程の意義・編成と教科の指導法I」は「数学」,「理科」,「情報」の免許
取得においては必修科目である。また,「工業」においても「教育課程の意義・編成と教科の指導法(工
業)I〜III」を履修することが望ましい。「教育工学」も教育実習の履修に必要な事項を多く含んでいる
ので「工業」の免許取得希望者も履修することが望ましい。
※ 前述の振り替えの規定を利用する場合,ア,イ,ウの科目は,それぞれ同じ分類の科目の中から1単位
以上を修得し,合計が4単位以上にならなければならない。
※ エ,オの科目は,それぞれ同じ分類の科目の中から1単位以上を修得し,必修である「教育工学」と
「特別活動の運営」とあわせた単位数の合計が,中学校の免許を取得するためには10単位,高校の免許
を取るためには6単位(前述の振り替え規定を利用する場合は4単位)以上にならなければならない。
※ オの科目は,それぞれ取得しようとする免許教科に該当する科目を取得しなければならない。
※ カの科目は,中学校の免許を修得しようとする者の必修科目であり,高校の免許を取得しようとする
者に対しては,表1中の「教科又は教職に関する科目」として扱う。「道徳教育の研究」は隔年開講で
行う。
※ キの科目は,A,Bいずれか一方を履修すること。A,B両方の履修は認められない。
※ 「教育メディア演習」「マルチメディアと学習環境」「学習メカニズムの数理モデル」の各科目は,
教育職員免許法に定められた教職に関する科目であるとともに,専門科目の理工系広域科目として卒業
単位に含めることができる。
※ 高等学校教諭「情報」の免許状に必要な教科に関する科目のうち「情報社会及び情報倫理」「情報と
職業」については,本学においては次のとおりとする。なお,「情報技術と人間・社会」,「情報と職
業」は専門科目の理工系広域科目として卒業単位に含めることができる。これらは隔年開講で交互に行
う。
教科に関する科目 |
本学における科目名 |
単 位 数 |
推奨履修学期 |
情報社会及び情報倫理 |
情報技術と人間・社会 |
1−1−0 |
4 |
情 報 と 職 業 |
情 報 と 職 業 |
1−1−0 |
4 |
※ 高等学校教諭「工業」の免許状に必要な教科に関する科目のうち「職業指導」については,本学にお
いては次のとおりとする。なお,「IT経営時代の人材育成」,「教育情報の多変量解析」は専門科目の
理工系広域科目として卒業単位に含めることができる。「IT経営時代の人材育成」は隔年開講で行う。
教 科 専 門 科 目 |
単 位 数 |
推 奨 履 修 学 期 |
IT経営時代の人材育成 教育情報の多変量解析 |
1−1−0 0−2−0 |
7 4 |
※ 「教科又は教職に関する科目(24単位)」について
中学校及び高等学校教諭専修免許を希望する者は,それぞれ教育職員免許法に定める教科及び教職に関
する科目に対応する本学における各専攻の専門科目の中から24単位修得しなければならない。
※ 各専攻の専門科目については,変更になることもあるので年度始めに必ず教務課で確認すること。
※ 「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」の施行に
伴い,平成10年4月1日から,介護等の体験が必要となったので,教職オリエンテーション(日時・
場所等については,別途掲示する。)への出席及び教職ガイドブックを熟読すること。