研究

東工大ニュース

伊賀健一・前学長がフランクリン学術賞 "2013 The Bower Award" 授賞

RSS

公開日:2012.10.24

 伊賀健一・東工大前学長はレーザ分野研究者として永年ご活躍されていますが、この度世界的学術賞の一つである、The Franklin Institute(フランクリン財団:米国・フィラデルフィア市)から、2013年度 のThe Bower Award and Prize for Achievement in Scienceを受賞することが決定いたしました(フランクリン財団ホームページ上で公表)。

伊賀健一前学長へのThe Bower Award(科学部門)授賞理由
「The conception and development of the vertical cavity surface emitting laser and its multiple applications to optoelectronics」
(面発光レーザの発案と光エレクトロニクスへの広範な応用への研究)

 授賞式は2013年4月25日(木)に フィラデルフィア市で行われます。毎年1週間にわたり授賞式、夕食会、国際シンポジウム、各種教育プログラムなどさまざまなイベントが開催されています。

伊賀前学長

【フランクリン財団とは】
Benjamin Franklinは凧を用いて雷が電気であることを発見した物理学者で、The Franklin Instituteはフランクリンを記念し、科学・技術の啓発・普及を目的として1824年に創設された非営利の学術財団で、米国・フィラデルフィア市に本部を置いています。

【The Bower Awardとは】
フランクリン学術賞(Franklin Awards)には下記の2種類があり、最も伝統のある世界的な学術賞とされております。

・ The Bower Award(科学、経営の2部門)
・ Benjamin Franklin Medal (物理、化学、生命科学、工学、計算機・認知科学の5部門)

 The Bower Awardは、1990年にフィラデルフィア市の化学者である Henry Bower氏からの750万ドルの寄附により創設された賞で、受賞者には賞金25万ドルが授与されます。
今回、伊賀前学長が受賞する、科学部門の The Bower Award and Prize for Achievement in Scienceの過去の受賞者のリストは下記の通りで、ノーベル賞受賞者(Paul C. Lauterbur)を含む著名な研究者が名前を連ねています。日本人では、金出武雄教授(カーネギーメロン大)に次ぐ二人目ですが、日本在住としては初の受賞です。

過去の受賞者は以下の通りです。

2013 Kenichi Iga 2001 Paul Baran
2012 Louis E. Brus 2000 Alexander Rich
2011 George Church 1999 Ralph J. Cicerone
2010 W. Richard Peltier 1998 Sir Martin J. Rees
2009 Sandra M. Faber 1997 Ralph L. Brinster
2008 Takeo Kanade 1995/96 Frederick P. Brooks
2007 Stuart K. Card 1994/95 Chen Ning Yang
2006 Narain G. Hingorani 1993/94 Isabella L. Karle
2005 Henri B. Kagan 1992/93 Denis Parsons Burkitt
2004 Seymour Benzer 1991/92 Solomon H. Snyder
2003 Paul B. MacCready 1990/91 Paul C. Lauterbur
2002 John W. Cahn    

RSS