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東工大が映像検索の国際競争型ワークショップTRECVIDで2年連続第1位を獲得

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公開日:2012.11.14

 本学で進めている研究プロジェクトが、米国国立標準技術研究所(メリーランド州ゲイザーズバーグ)主催の2012年度国際競争型映像検索・評価ワークショップTRECVIDの意味インデクシング部門において、昨年に引き続き第1位を獲得しました。TRECVIDは、世界各国の一流企業・大学が参加して、映像検索に関する様々なタスクでの性能を競う、この分野では最も権威のある会議の一つです。その中で、意味インデクシングは、インターネット上の大量の映像データから、タグ・メタデータなどのテキスト情報を用いずに、自動車・椅子などの「物体」、夕焼け・家族団らんなどの「シーン」、結婚式・花火などの「イベント」など、人間にとって意味のある対象一般を検出する総合性能を競うもので、この会議で中核的位置を占める最も重要なタスクです。今年度は15機関が参加しました。本学のプロジェクトでは、昨年度から映像から抽出する特徴量をさらに高度化し、また、対象の映像だけでなくその前後の映像の情報を効果的に用いることで、検出性能を向上させました。この成果は、本学が世界トップの映像検索技術をもつことを示すものです。情報理工学研究科計算工学専攻篠田浩一准教授の研究室が方式開発を行いました。大規模計算には本学のスーパーコンピュータTSUBAMEが活用されています。また、本研究プロジェクトはキヤノン(株)の支援を受けて進めています。

映像検索結果の例

2012.11.12

連絡先:篠田浩一 shinoda@cs.titech.ac.jp

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