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第35回すずかけ祭のご報告

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公開日:2013.06.03


すずかけ門受付

ウッドデッキ広場前の模擬店

 第35回すずかけ祭は2013年5月18日(土)と19日(日)にすずかけ台キャンパスで開催されました。 今年度も、従来から同時に行われている大学院総合理工学研究科および同生命理工学研究科のオープンキャンパス(5月17日~19日開催)に加えて、ホームカミングデイが19日に開催され、賑やかなすずかけ祭となりました。天気にも恵まれ、来場者は初日で1656名、2日目で1527名、合計3183名となり、いずれも晴天で開催された平成22年度以降の来場者数、1987名(平成22)、1901名(平成23)、2808名(平成24)を大幅に上回りました。

 このように来場者が大幅に増えた訳は、1.長年すずかけ祭を開催しているため、地域の行事として定着してきたこと、2.一般的な学生主体の学園祭と異なって、教職員・学生が一体となって、すずかけ台キャンパス及び日頃の研究活動を紹介していることが広まってきていること、3.オープンキャンパスも同様に学生の間で定着してきたこと、4.広報活動において、ポスターやパンフレットを報道機関を含む学外機関へ送付した結果、周知が行き渡ったこと、5.ホームカミングデイも同時に開催したことが考えられます。

 すずかけホール前の遊水池に蓋をする形で広いウッドデッキが来場者にとってとても良い憩いの広場となりました。その広場の前に9店の模擬店が店を構え、今年も大勢の客が訪れました。例年、研究室の出店する模擬店が大学祭らしいにぎやかで楽しい雰囲気を醸し出し、来場者のお腹を満足させていました。ウッドデッキ広場では学生によるジャグリングも随時開演され、お祭りの雰囲気を盛り上げ、この広場周辺が、学生や教員と地元の方々が入り混じった交流の場の一つとなっていました。


田原幸夫氏の講演会

書道展風景

 18日(土)に行われた今年の特別企画講演会は、東京駅丸の内駅舎の保存復元に携わられた田原幸夫氏(ジェイアール東日本建築設計事務所丸の内プロジェクト室長)が「東京駅丸の内駅舎の保存・復元・活用-重要文化財を使い続けることの意味と課題-」と題して開催されました。2003年に重要文化財に指定された丸の内駅舎を博物館としてではなく一般の建築物として使いながら保存して活用してゆく西欧では当たり前のコンセプトを日本で実現してゆくための基本的な考え方について、わかりやすく説明していただきました。本講演会の聴衆は、本学職員、学生に加えて一般の方が親子連れで多数見受けられ、テレビ、新聞でも多数取り上げられ話題となった東京駅丸の内駅舎の復元プロジェクトがわが国の近代建築の保存と活用の観点からいかに貢献しているかを理解していただいたように思えます。本講演会はすずかけ祭に相応しい特別企画であったと思います。

 文化展は今年もJ2棟20階で開催され、多くの方々で賑わいました。来場者は地元近隣住民の方々の書道の作品とともに、お茶会でのお茶の一服を楽しんでいただけたことと思います。お茶会への参加者は2日間で約450名でした。20階からは横浜港、2つの棟を結ぶ渡り廊下からは、東京スカイツリーが、また、19階の公開研究室からは高尾山も望めるほどの素晴らしい大展望が開け、すずかけ祭の二日間が天気にめぐまれたこともあり、文化展を観覧された方々はこの眺望も合わせて楽しんでいました。20階へ向かうエレベータは終日混み合い、眺望の変化を楽しみながら階段で20階から1階に向かう親子連れが多数見受けられました。


研究室公開

スタンプラリーの様子

 研究公開は、各棟のそれぞれの研究室において行われ、一般の方々に展示や体験コーナーなどにより、普段接することのできない東工大の最先端研究をより身近に感じていただきました。この研究室公開は大学をステークホルダーに知っていただく上でも大変重要な催し物です。すずかけ台キャンパスで唯一の学部である生命理工学部にも例年よりもおそらく多いと思われる小学生、中学生、高校生が見学に訪れ、担当学生は汗を流しながら説明をし、質問に答える姿が印象的でした。
子供たちにとって、大好評のスタンプラリーは今年も実施されました。スタンプを集めるために、家族連れでキャンパスめぐりをしている光景が多く見られ、キャンパス中を和やかな雰囲気にしてくれました。
19日開催のゲートボール大会には一般参加を含めた4チームが晴天のもと、汗を流しながら勝負に挑んでいました。

 また、本年からは新たにペリパトスオープンギャラリーが一般公開され、J2、J3棟の3階のエントランス回廊に展示された女子美術大学学生による絵画作品に足を止めて見入る親子連れが多数見受けられました。
さらに、今年度、はじめて一般に開放された、加藤山散策路にも多数の方々が訪れ、緑の中に設けられた散策路を深呼吸しながらゆっくりと散策を楽しみ、東工大の殺風景な高層ビル群と遊水池や新緑との対比を大いに楽しんでおられました。なお、参加者は初日166名(49)、2日目173名(60)(括弧内は子供の数)合計339名(109)でした。

 最後になりますが、お越しいただいた地元住民の皆様方に厚く御礼申し上げます。

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