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東工大ニュース

無極性から極性溶媒まで色彩を変化させながら強く光る蛍光色素の開発

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公開日:2013.07.05

要点

  • 無極性から極性溶媒まで広い範囲で蛍光色を大きく変化させながら高量子収率を維持することに成功
  • 分子軌道の操作による機能性蛍光色素の合理的な分子設計を実施
  • 色彩の変化と高量子収率を利用した分子イメージングや発光材料への応用

概 要

理工学研究科有機・高分子物質専攻の仁子陽輔大学院生、川内進准教授、小西玄一准教授は、蛍光ソルバトクロミズムや分子イメージングに利用される代表的な色素であるプロダン(Prodan)を改良して、無極性溶媒(ヘキサン)からプロトン性溶媒(メタノール)まで幅広い極性条件下で、発光色を大きく変化させながら高い蛍光量子収率を維持することに成功しました。蛍光ソルバトクロミズム色素の開発では、発光色の大きな変化と高量子収率の両立は難しいとされてきました。本研究では、巧みな官能基の導入による分子軌道の操作により、この問題を解決しています。今後、様々な溶媒でソルバトクロミズムを示しかつ100%の量子収率で光る分子の開発や生体関連科学への応用展開を行います。
この成果は、Chemistry - A European JournalのWeb版 (DOI: 10.1002/chem.201301020)に公開されています。

小西研究室HP ⇒http://www.op.titech.ac.jp/polymer/lab/konishi/index.html

詳細はこちら ⇒ 研究成果詳細「無極性から極性溶媒まで色彩を変化させながら強く光る蛍光色素の開発」 outer

その他の研究成果はこちら ⇒ 研究成果一覧 outer

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