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秋山 泰 教授が第11回産学官連携功労者表彰において厚生労働大臣賞を受賞

2013.08.19

大学院情報理工学研究科計算工学専攻・情報生命博士教育院 教育院長の秋山泰教授が第11回産学官連携功労者表彰において厚生労働大臣賞を受賞しました。

産学官連携功労者表彰は、内閣府が大学、公的研究機関、企業等の産学官連携活動による大きな成果や先導的な取り組み等の優れた成功事例の功績を称えることで、日本の産学官連携活動の更なる進展に寄与することを目的に、平成15年度より実施されており、今回が11回目です。なかでも厚生労働大臣賞は、医薬品・医療機器等関連産業の振興の視点から特に顕著な功績又は功労があったと認められる者に授与されます。受賞概要は下記のとおりです。

賞 名: 産学官連携功労者表彰「厚生労働大臣賞」
受賞案件名: 「顧みられない熱帯感染症」創薬研究データベースの開発
受賞者名: 秋山 泰 (東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻 教授)
北  潔 (東京大学 大学院医学系研究科 国際保健学専攻 教授)
アステラス製薬株式会社 熱帯感染症研究チーム
受賞理由: 東工大の秋山泰教授ら、東大の北潔教授ら、アステラス製薬熱帯感染症研 究チームは連携し、「顧みられない熱帯感染症」の病原体に関する膨大な情報を統合した創薬研究向けデータベース『iNTRODB』を開発しました。このデータベースは、世界中の「顧みられない熱帯感染症」の創薬に携わる研究者に活用され、その研究活動を加速させています。これらの功績は、日本の産学官、国際NPOの緊密な連携による地球規模の課題の解決に貢献した事例として高く評価されるものです。

詳しくはこちら ⇒ 東京工業大学プレスリリース
創薬研究向けデータベース『iNTRODB』についてはこちら(英語のみ)

秋山教授のコメント

受賞をたいへん喜んでいます。
顧みられない熱帯病の研究を産学官連携によって進めることには、2つの意義があると考えます。第一に、日本が誇る先端技術を地球規模の問題のために直接活かすことができる点。第二に、利益を度外視して最新の技術を互いにオープンにしあうことで、実は飛躍的な技術開発にも結びつくのではないかという点です。
本受賞は、本学の石田貴士(いしだたかし)助教や関嶋政和(せきじままさかず)准教授との連携の下で生まれた成果であり、関係者に感謝します。