研究

東工大ニュース

社会課題解決に貢献する科学技術の探索法を開発

2014.04.22

概要

東京工業大学イノベーションマネジメント研究科の梶川裕矢准教授は、社会課題の解決に貢献する科学技術の候補を探索する方法論を開発した。

研究の背景

持続可能性や少子高齢化など、科学技術が社会から解決を要請される課題は複雑なものとなっている。一方で、科学技術や大学院教育は細分化・専門化するという状況にあり、また、日々膨大な量の科学技術情報が出版されている。こうした中で、社会課題の解決に貢献し得る科学技術を効率的・効果的に探索することはますます困難となっている。

研究成果

梶川裕矢准教授らの研究グループは、大量の論文情報の引用解析やテキスト解析により、科学技術と社会課題の関係性を可視化し、有望な技術の探索を可能とする手法およびシステムの開発を行った。科学技術と社会課題の関係性を示すことで、社会課題に対する科学技術の貢献を明示化するとともに、今後、研究開発が必要な新たな研究テーマの発掘にも活用することができる。

今後の展開

開発した手法およびツールは、技術経営やイノベーションマネジメントのための基盤的な方法論として用いることができる。今後は、企業などとの共同研究を通じて、新規事業の設計やそのためのアイデア出しに活用されることが期待できる。

社会課題(高齢社会)と技術(ロボット)の繋がり
図: 社会課題(高齢社会)と技術(ロボット)の繋がり

論文情報

論文タイトル:
Finding linkage between technology and social issue: a literature based discovery approach
雑誌名:
Journal of Engineering & Technology Management
DOI:
執筆者:
梶川裕矢
所属:
イノベーションマネジメント研究科

お問い合わせ先

梶川裕矢

大学院イノベーションマネジメント研究科技術経営専攻 准教授

TEL: 03-3454-8754

FAX: 03-3454-8754

Email: kajikawa@mot.titech.ac.jp