東工大ニュース

「4類 新入生セミナー」開催報告

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公開日:2014.05.22

東工大では毎年、新入生を対象に、類ごとのセミナーを実施しています。

今年の4類新入生セミナーは、4月4日(金)に実施しました。午前中は西5号館 W531講義室において、新入生全員が集まって講演会と各種の説明を行いました。最初に基調講演として、東京工業大学特許発海外ベンチャー第1号となるResonic GmbHの日本法人の株式会社Resonic Japanの代表取締役社長である川口卓志氏より、「私の大学生活~紆余曲折という個性」と題した講演を行っていただきました。学生時代に自ら様々なことに打ち込み、成果を出してきた経験を語っていただき、「極端に何かをやれば必ずそれが好きになる」と新入生のチャレンジ精神を鼓舞していただきました。

次に、クラス担任・助言教員の制度の説明を行った後、5つのクラスを担当するクラス担任・助言教員を紹介し、教員本人からも簡単な自己紹介および挨拶をしました。

4類主任によるアドバイス

4類主任によるアドバイス

その後、「1年生の過ごし方」と題して、4類主任より、授業を中心とした学生生活に関するアドバイスをしました。まずは、1人で悩む状態に陥ることが危険であり、友人、家族、助言教員、学生相談室など多くの相談できる人や窓口を積極的に利用すべきであることを伝えました。続いて、1年次の授業科目の受講にあたっての心構えの説明を行いました。特に、共通科目のうち技術者に必要な基礎素養となる国際コミュニケーション科目(語学)と理工系基礎科目(数学、物理、化学等)の重要性を強調するとともに、機械系エンジニアに必須となる工業力学、図形科学、機械工学系リテラシーをしっかり勉強するよう助言しました。

午前中の最後は、1年後の学科所属に向けて、機械科学・機械知能システム・機械宇宙・制御システム・経営システム・国際開発の各学科より、それぞれを代表する教員が各学科の紹介をしました。また、社会工学科についても、学科長の松井知己教授から、新入生にとって興味深い例を題材にした学科紹介がありました。

昼からは5つの講義室にクラスごとに分かれ、昼食をとり、その後、新入生間の親睦と、年齢の近い先輩から大学生活の情報を得ることを目的とした、クラス別のセミナーを行いました。クラス別セミナーでは、各クラスの担当教員と学生が企画した、新入生の自己紹介やスピーチ、先輩学生によるアドバイス(単位の取り方、友達の作り方、サークル等)、学内探検、クイズなどそれぞれのクラスごとにユニークな楽しみの時間を過ごした後に散会となりました。

クラス別セミナー(先輩学生との対話)

クラス別セミナー 先輩学生との対話

クラス別セミナー(学内探検)

クラス別セミナー 学内探検

※ ページ内に誤植があったため修正しました。(7月28日)

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