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国産手術支援ロボットシステムを事業化 -文部科学省START事業発のベンチャー企業の設立-

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公開日:2014.06.05

東京工業大学精密工学研究所の只野耕太郎准教授、川嶋健嗣客員教授(東京医科歯科大学生体材料工学研究所・教授)らは、先端医療機器の開発・製造を行う「リバーフィールド株式会社」を設立しました。

同社は、空気圧を用いて精密制御を実現する技術を基盤として研究開発した手術支援ロボットシステムなどを広く、早く市場に普及することを目指します。具体的には、執刀医の頭部動作により直感的に内視鏡を操作できる内視鏡操作システムおよび力覚提示機能を有する小型かつ高機能な次世代低侵襲手術支援ロボットシステムを事業化します。

今年度はまず、内視鏡操作システムの国内外への販売を開始し、その後、国産手術支援ロボットを製品化・事業化します。

この成果は文部科学省の大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)におけるプロジェクト「気体の超精密制御技術を基盤とした低侵襲手術支援ロボットシステムの開発」(研究代表者:只野耕太郎)によって、事業プロモーターユニットの株式会社ジャフコ(代表事業プロモーター:伊藤毅投資部産学連携投資グループリーダー)の協力の下に得られました。

国産手術支援ロボットシステム 事業化体制図

図: 事業化体制図

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