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河野行雄准教授が船井学術賞を受賞

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公開日:2014.06.06

量子ナノエレクトロニクス研究センターの河野行雄准教授が、第13回船井学術賞を受賞しました。

河野行雄准教授

河野行雄准教授

船井学術賞は、情報技術、情報科学の発展に寄与する研究について顕著な功績のあった研究者に与えられる賞です。河野准教授は、カーボンナノチューブやグラフェンなどの材料がもつ特徴を活かしたテラヘルツ電磁波の計測・画像化技術開拓と、その応用研究が評価されました。

今回の受賞に関して、河野准教授は次のようにコメントしています。

「テラヘルツ波は、電磁波の広大なスペクトルの中で最後の未開拓領域と言われ、物質・宇宙・生命科学から情報通信・医療等に至る幅広い分野での応用が期待されています。この領域には様々な分野の研究者が参入しており、活発な研究が展開されています。新しい分野ならではの挑戦的課題と、それを解決する研究の楽しさがあります。今回の栄誉ある賞の受賞を励みに、今後もインパクトのある成果を出すべく邁進したいと思います。お世話になりました共同研究者の皆様、研究室のメンバーに深く感謝申し上げます。」

研究室のメンバーと
研究室のメンバーと

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