東工大ニュース

「第20回 My Study Abroad 留学報告会」開催報告

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公開日:2014.06.09

5月27日の昼休みを利用して、My Study Abroad 留学報告会を開催しました。国際室が募集する留学プログラムで留学した学生によるこの報告会は、授業期間中、月1~2回開催されています。

今回は、毎年応募の多い建築・土木工学専攻の学生を対象とし、緑が丘ホールで開催しました。発表者主体によるパネルディスカッション方式での初めての開催でしたが、多くの方々にご参加いただき、大変有意義な報告会となりました。

パネリストは土木工学専攻修士2年の上田剛士さん(シュツットガルト大学)、櫻井里沙さん(スウェーデン王立工科大学)、目黒謙一さん(カリフォルニア大学バークレー校)です。個性溢れる3名が、様々な観点から自身の留学経験を語りました。

上田剛士さん
上田剛士さん

ドイツのシュツッツガルト大学に留学した上田さんからは、授業開始前に行われた、ドイツ語の夏期語学集中講義が大変有意義であったとの報告がありました。少人数制のクラスで歌やクイズゲームを用いて楽しくドイツ語を学べたことが、授業が始まる前の適応期間として非常に良かったようです。学部時代からドイツ語の習得に励んだことで、ドイツでの生活がより一層充実したものとなったようです。また、放課後にはクラスメイトとフットサルや夕食会に積極的に参加し、交流を深めたそうです。

櫻井里沙さん
櫻井里沙さん

スウェーデンのスウェーデン王立工科大学に留学した櫻井さんは、結果に応じて、履修単位数が変わる評価の仕方が新鮮で、海外ならではの学業方法に驚いたとのことです。
授業中はグループワークがとても多く、少しずつ発言できる様になるためには、日々の努力の積み重ねが大切だと痛感したようです。また、何か1つでも武器をもつことが、他の生徒とのコミュニケーションツールとなり、大変役立ったとのことです。

目黒謙一さん
目黒謙一さん

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学した目黒さんは、夏の短期語学研修TASTEの後に続けて、派遣交換留学に参加し、計6か月間をカリフォルニアで過ごしました。語学こそ初めは苦戦したものの、東工大で履修していた授業が留学中は大いに役立ったようです。また、世界中から留学生が多く集まるカリフォルニア大学バークレー校で多様な価値観に触れ合い、留学を通じて自身の世界を見る物差しがとても大きくなったとの報告がありました。

一歩足を外へだしてみたい人、日本文化を外から見てみたい人、一度留学体験談を聞きに来てみてはいかがでしょうか。次回は6月13日(金)の予定です。

お問い合わせ先
国際部留学生交流課派遣担当
Tel: 03-5734-7645
Email: hakenryugaku@jim.titech.ac.jp

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