研究

東工大ニュース

「第36回すずかけ祭」開催報告

2014.06.27

緑あふれる丘陵に林立する研究棟群と水辺の景観が美しいすずかけ台キャンパスは、今回も恒例の「すずかけ祭」を5月17日・18日に開催しました。近隣の住民の方々、大岡山の学生、受験希望者を含む遠方からの来客を迎え、普段は静寂な研究・教育環境は賑やかなお祭り会場に一変しました。両日天候にも恵まれ、来場者は初日に1,438名、2日目に1,766名、総計3,204名に達し、昨年の来場者総計3,183名を上回り、過去最高の来場者を記録しました。訪れた皆さまが、「すずかけ祭、最高!」という印象を持たれたことを願っています。

ウッドデッキ周辺からのJ2棟とG1棟
ウッドデッキ周辺からのJ2棟とG1棟

「すず」すずかけ門からすずかけ広場へ

すずかけ台駅(東京急行・田園都市線)を下車、すずかけ門からキャンパスに踏み込み、国道246号の橋桁をくぐると、新緑に映える丘陵と林立する研究棟群の景観が目の前に一気に拡がります。初めて来場した方は、都内の大学では見られない光景に驚かれたことでしょう。受付の正面では、一般参加チームを含む複数のチームがゲートボール競技に汗を流していました。

すずかけ門の受付

すずかけ門の受付

ゲートボール競技の参加者

ゲートボール競技の参加者

「か」加藤山の新緑を楽しんで

加藤山の新緑を楽しみながら、水辺の周囲に配置された遊歩道を散策される方もいました。大半は地元に住んでいる老夫婦や親子連れのようです。整備された加藤山の散策路には、総計243名が訪れました。緩やかなアップダウンを楽しみながら、すずかけ台キャンパスの自然を満喫されたのではないでしょうか。

「け」研究室を訪ねて

研究室公開は、すずかけ祭の最大の行事であり、ほとんどの研究棟が公開されました。各棟の研究室では、最先端の研究成果が紹介されました。来場者は、学生、幼少の子供連れなどの一般の方々であり、説明担当の学生は、普段の学会発表とは違った経験をしました。自分の研究内容を小学生にわかりやすく説明するのに戸惑ったようです。

研究室公開における子供向け企画

研究室公開における子供向け企画

研究室公開の一場面

研究室公開の一場面

「さ」散策を楽しんで

桜の名所として知られる東工大の大岡山キャンパスとは一味違ったすずかけ台キャンパスの周辺環境に触れることができたのではないでしょうか。キャンパスに設置されたペリパトスオープンギャラリーの彫刻展示(女子美術大学学生の作品群)に足を止める方もいました。

散策や研究室見学の合間に、すずかけホール周辺に設置された模擬店で飲物や軽食を楽しむ家族連れの姿が印象的でした。今回は10数研究室から模擬店の出店がありました。海外からの留学生も参加しており、例年以上に賑わっていました。いずれの模擬店も学生、教職員、近隣住民の方々による交流の場となっていました。

模擬店における留学生グループ

模擬店における留学生グループ

教職員の交流の場

教職員の交流の場

「い」イベント会場を回って

昨年、好評であったスタンプラリーは、今回も実施され、小中学生のグループや親子連れが参加していました。普段は静かなキャンパスを元気に走り回る小学生グループは、イベント会場を一段と盛り上げていました。今回のスタンプラリーは、昨年の915名を大きく上回る1,205名の参加が記録され、用意された景品が1,000名分だったため、早々に品切れになりました。

すずかけ祭最終日の5月18日の午後には、すずかけホールで本学管弦楽団のミニコンサートや本学音楽サークル・プラタナスの会によるピアノコンサートが開催されました。

スタンプラリー中の小中学生

スタンプラリー中の小中学生

管弦楽団によるミニコンサート

管弦楽団によるミニコンサート

「こ」高層棟における文化展へ

高層棟のJ2棟およびJ3 棟は、横浜市内で最も標高が高い場所と言われています。その20階では文化展が開催されました。文化展では書道展、5月18日には、お茶会が企画されました。今回も近隣の方々を中心に450名の来場が記録され、盛況な行事となりました。ここからは、富士山、東京スカイツリー、横浜ランドマークタワーを臨めます。文化展に参加された方だけではなく、すずかけ祭に参加された多くの方々が、この高層棟の最上階で素晴らしい眺望を楽しみました。

「う」ウッドデッキでひと休み

ジャグリングに見入る観客

ジャグリングに見入る観客

ウッドデッキは、すずかけ台キャンパスのほぼ中央に位置していることから、その周辺に模擬店が集中し、すずかけ祭の憩いの場として親しまれました。本学ジャグリングサークルによるジャグリングパフォーマンスを見ながら一休みをしたり、軽食をとる家族で賑わっていました。

すずかけ祭では、今回も大学院総合理工学研究科と大学院生命理工学研究科のオープンキャンパスとホームカミングデイが開催されました。オープンキャンパスには、1,327名の参加が確認されました。ホームカミングデイと共催された特別講演会は5月17日に大学会館3階の多目的ホールで開催されました。山本佳世子氏(日刊工業新聞社論説委員兼科学技術部編集委員)から「エンジニアのための技術コミュニケーション」、小長井誠教授から「太陽光発電に賭ける夢-1ワットの時代から1兆ワットの世界へ-」について講演を頂きました。

山本佳世子氏の特別講演

山本佳世子氏の特別講演

小長井誠教授の特別講演

小長井誠教授の特別講演