研究

東工大ニュース

AESセンター第7回シンポジウム開催報告

2014.10.31

「先進エネルギー国際研究センター(AESセンター)第7回シンポジウム」が10月3日、東工大蔵前会館くらまえホールで開催されました。地域エネルギーを活用したスマートコミュニティをどう構築し推進するのか、官・公・産のリーダーによる講演や議論が展開されました。シンポジウムには自治体のほか企業、大学、一般の参加者を含む約300名の参加者が集まりました。

場内はほぼ満席
場内はほぼ満席

増田寛也氏

増田寛也氏

開会挨拶に続き、増田寛也 (株)野村総合研究所顧問(元総務大臣)による特別講演1が行われました。増田氏は、2040年までの日本の地域ごとの人口減少に関する予測調査を紹介し、人口減を防ぐために地域ごとのきめ細かい対応を真剣に議論する必要があると警鐘を鳴らしました。特別講演2では、エネルギーのシステム改革やスマートコミュニティ実証などについて、公務で欠席された経済産業省資源エネルギー庁 上田隆之長官の代理として、戸邉千広室長が講演しました。

柏木特命教授(左)と中上特任教授(右)

柏木特命教授(左)と中上特任教授(右)

次に、柏木孝夫 特命教授(AESセンター長)と中上英俊 AESセンター特任教授の対談が行われました。地域エネルギーの実装には需要サイドの視点が重要なことを念頭に、地域の実情に合わせたエネルギーの需給システムや、地域で行うインフラ構築の必要性を論じ合いました。

後半のパネルディスカッションでは、里見晋 長崎県副知事、田岡克介 北海道石狩市長、眞木勝郎 (株)NTTファシリティーズ理事、救仁郷豊 東京ガス(株)副社長執行役員、山東理二 三菱商事(株)執行役員、黒川浩助 AESセンター特任教授を迎え、コーディネーターとして内野善之 AESセンター長補佐が登壇しました。パネラーそれぞれが取り組む地域エネルギー創生プロジェクトや事業、研究を紹介した後、地域活性化を推進するための産学官連携のあり方に関する熱心な議論が行われました。

パネルディスカッション
パネルディスカッション

佐藤教授(AES副センター長)

佐藤教授(AES副センター長)

最後に佐藤勲 教授(AES副センター長)がシンポジウムの総括をしました。大学、企業、自治体、国それぞれの役割を持ち、互いを補い合うようにループする仕組みづくりが大事であることを強調。AESセンターはこのような課題解決に向けた議論をするプラットフォームを目指していると挨拶し、シンポジウムは成功裏に終了しました。

お問い合わせ先

ソリューション研究機構 先進エネルギー国際研究センター
TEL:03-5734-3429
Email : aescenter@ssr.titech.ac.jp