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第3回環境エネルギー国際教育フォーラム開催報告

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2014年12月12日から12月16日まで、環境エネルギー協創教育院主催の「第3回環境エネルギー国際教育フォーラム」がオーストラリアのパースで開催されました。

環境エネルギー協創教育院では、環境とエネルギーの両分野において高度な専門性を有し、時空間的にその形態を変えていく問題を複眼的視点から判断できる俯瞰力、的確かつ迅速な自立的課題抽出・解決力、及び国際的リーダーシップ力を兼ね備え、イノベーションを牽引できる2S×3E[注釈1]時代を担う人材を、異分野協創、産官学協創、及び国際連携協創の三つの協創を軸に養成することを目的としています。

この国際教育フォーラムは、世界11ヶ国31の大学、研究機関、国内外企業から、丸山俊夫理事・副学長(教育・国際担当)をはじめ、210名以上の教員、博士・修士課程学生、企業幹部クラス等が参加し開催されました。開会宣言はプログラム責任者・岸本喜久雄工学系長と国際教育フォーラム学生委員長の新谷惠さん(環境エネルギー協創教育院所属博士課程1年)が行いました。その後、エネルギー・環境分野に関して著名な研究者・産業界のリーダーによる2件の基調講演と3件の招待講演、東工大とアジア・ヨーロッパ・米国・オーストラリアの連携大学の学生による132件の研究発表等が行われました。この国際教育フォーラムの最大の特徴は、異なる国籍、異なる環境エネルギー分野の博士課程学生3名が同室で寝食をともにし、部屋毎に設定された環境エネルギーに関わる課題を共同で調査、議論することです。この成果を最終日のプレゼンテーションで競うことで、国際コミュニケーション力強化と国際的なリーダーシップ育成を促すねらいです。

講演と発表に加えて、スタンフォード大学・カリフォルニア大学バークレー校・西オーストラリア大学のエネルギークラブ[注釈2]の代表学生と、東工大の国際教育フォーラム学生委員の石尾淳一郎さん(環境エネルギー協創教育院所属博士課程2年)による「University Energy Clubs」をテーマにしたパネルディスカッションも開催されました。東工大のJeffrey Cross教授よりパネルディスカッションの意義について説明があった後、各パネリストよりエネルギークラブ概要と彼らのリーダーシップスタイルについて10分間の発表が行われました。Q&Aでは参加学生・教授陣より様々な視点からの質問があり、活発な議論となりました。結びの言葉として、ジョージア工科大学のBrian Woodall准教授よりエネルギークラブ運営とその持続性についてのお話がありました。次回の国際教育フォーラムにおいてのリーダーシップ活動に関する継続的な議論が期待されます。

[注釈1] 2S×3E :
安全性(Safety)・持続性(Sustainability)×(クロス)エネルギー(Energy)・経済(Economy)活動・環境(Environment)

[注釈2] エネルギークラブ :
エネルギー問題について学生への情報提供を目的に、キャンパス内のエネルギー活動・社会支援活動やネットワーク作りに取り組む団体で、世界中の大学に100程のクラブがあります。各クラブの詳細は、Collegiate Energy AssociationのWebサイトouterをご参照ください。

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