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教員のプレゼンテーション力向上を‐FDセミナー開催報告

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公開日:2015.03.19

本学教員のプレゼンテーション力向上を目的としたFDセミナーが、3月4日、3月5日の2日間にわたり、大岡山キャンパスとすずかけ台キャンパスにて計3回開催されました。FDはファカルティ・ディベロップメントの略称で、教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称です。

このセミナーは大学の世界展開力強化事業の主催で、昨年度に続き実施されました。大学の世界展開力強化事業は、平成23年度より文部科学省が開始したプログラムで、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指しています。本学からは、「日中韓先進科学技術大学教育環」と「グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク」の2件が採択されています。

今年度は、ベルリッツ・ジャパン株式会社より英国人講師マーク・バッテン氏を迎え、1セミナー最大5名という少人数制を生かした、3時間の密度の濃いセミナーが行われました。

挨拶をする原正彦教授(大学の世界展開力強化事業「日中韓先進科学技術大学教育環」構想責任者)

挨拶をする原正彦教授(大学の世界展開力強化事業
「日中韓先進科学技術大学教育環」構想責任者)

講師のマーク・バッテン氏

講師のマーク・バッテン氏

参加者は、それぞれ事前に準備した6~7分のプレゼンテーションスライドを、順番に皆の前で発表します。

発表後は、聴衆である他の参加者から評価を受けます。まずは良かった点、次に、「クリティカル・フレンド(批評してくれる友人)として、改善点を挙げてもらいます。発表者はその評価のひとつずつを、自分の手でホワイトボードに書いていきます。

例えば、ある発表者のホワイトボードには次のような言葉が羅列されていきました。(注:日本語は参考訳)

Positive points 良かった点

  • well prepared and well organized slides スライドがわかりやすい
  • using images 画像挿入が効果的
  • memorizing the speech 話す内容をきちんと覚えている
  • appropriate pace 配分ペースが適切
  • simple words for good understandings シンプルな単語を用いて理解しやすい
  • rhetorical question for the effect 会場への質問の投げかけが効果的
  • positive language during Q and A 質疑応答での受け答えが明確

Suggestions 改善点

  • lack of eye contact 会場とのアイ・コンタクトを増やして
  • more conversational, more smile もう少し打ち解けた口調で、笑顔を見せて
  • relax リラックスして
  • use more body language もっとジェスチャーを使って
  • use Tokyo Tech template 東工大のプレゼンテーション用テンプレートを使うといいのでは?
  • typo in the first page スペル・ミスに気をつけて

参加者からのコメントの後では、講師のバッテン氏より改めて良かった点、気をつける点について講評がありました。

少人数で行うことのメリットは、一人一人の発表に時間をとることが出来るのはもちろんですが、参加者の緊張感が軽減されることにより、本来の力を発揮しての発表が出来ること、また参加者同士、参加者と講師の相互交流が活発になることです。今回のセミナーを受講した教員は、リラックスした環境で自分のプレゼンテーションについて客観的に見直し、改良点を見つけることが出来たようでした。

3月4日大岡山キャンパスでのセミナー

3月4日大岡山キャンパスでのセミナー

3月5日すずかけ台キャンパスでのセミナー

3月5日すずかけ台キャンパスでのセミナー

お問い合わせ先

大学の世界展開力強化事業 タイプA「日中韓先進科学技術大学教育環」
Email : campusasia@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3026

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