東工大ニュース
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大学院情報理工学研究科計算工学専攻の小池英樹教授らの論文が、3月9~12日にシンガポールで開催された、情報技術による人間の能力拡張に関する国際会議(6th Augmented Human International Conference)において、最優秀ショートペーパー賞(Best short paper award)を受賞しました。
この賞は査読を通過した12件の論文(8ページ)、15件のショートペーパー(4ページ)から、プログラム委員会が選定した最も優秀な1件のショートペーパーに与えられるものです。
受賞論文のタイトルは「LumoSpheres: Real-Time Tracking of Flying Objects and Image Projection for a Volumetric Display(空間型3次元ディスプレイのための空中浮遊物体の実時間追跡と画像投影)」です。
空間型3次元ディスプレイを実現するための基礎技術として、空中を浮遊する物体を実時間追跡し、映像投影する際に生じる遅延問題を、予測モデルによって解決するアプローチに関する論文です。
今回の受賞に関して、小池先生は以下のようにコメントしています。
SF映画などに登場する空間型3次元ディスプレイを実現しようという野心的なプロジェクトで、本研究はまだまだ基礎的な段階ですが、国際会議で一定の評価を頂いたことは嬉しいです。空間型3次元ディスプレイの実現に向けて本研究をさらに進めて行きたいと考えています。
2015年3月発行の広報誌 TechTech No.27にて、小池研究室の研究を特集しています。
CONTENTS
P2. Labo 01 HCI 人間×コンピュータの相互作用 小池英樹教授