東工大ニュース
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6月17日・18日に、大岡山キャンパス南6号館にて、TiROP(タイロップ)による海外留学の募集説明会が開催されました。
TiROP(グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク)は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」として運営されている留学生の受入・派遣プログラムです。
このプログラムでは、アジア・欧米等の世界有数の理工系大学と本学が連携して、それら大学から留学生を受入れ、同時に東工大生を派遣します。学生交流を通じてネットワークを構築することで、大学の国際化を推進し、国際的な舞台で活躍できる人材の育成を目指しています。
説明会前半では、留学生交流課TiROP派遣担当職員が、本事業の概要並びに応募について説明を行いました。後半は、今夏TiROPサマープログラムで東工大に留学中の以下の学生をゲストスピーカーに迎え、欧米の大学や研究室、都市の特徴などについて話してもらいました。
たとえばハンナさんは、アーヘン工科大学には日本人留学生も利用できる奨学金や、東工大の留学生チューター制度※1にあたるような「BeBuddy Program」があり、安心して留学生活を送ることが出来ることなどを紹介しました。
カリフォルニア大学バークレー校やウィスコンシン大学マディソン校は、東工大と授業料等不徴収協定※2を結んでおり、交換留学プログラムでの実績もあります。そのため、東工大生にも馴染みがある大学ですが、現地学生からの生の情報に触れることができたこの説明会は、参加した東工大生にとってとても良い機会となりました。参加した学生は、説明会終了後も留学生に個別に相談したり、情報を交換したりしていました。
受入・派遣双方のプログラムである特長を生かし、TiROPでは留学前後に交流する機会が多く設けられています。今夏も来日中の留学生と様々な交流イベントが企画されています。