東工大ニュース
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8月21日、東工大レクチャーシアターで、大学の世界展開力強化事業によるサマープログラム2015の閉講式が行われました。
大学の世界展開力強化事業は、2011年に文部科学省が開始したプログラムで、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指しています。本学からは、TKT CAMPUS Asia(日中韓先進科学技術大学教育環)とTiROP(グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク)の2件が採択されています。
今年のサマープログラムには、TKT CAMPUS Asiaによる中国・清華大学、韓国・KAISTからの9名と、TiROPによる欧米等の先導理工系17大学からの19名、計28名が参加しました。そして、受入指導教員のもと、チューターや研究室の学生達と共に母国とは異なる環境で研究にいそしみ、サマースクールでの様々な授業に参加しました。
同時に、日本が誇る先端企業の見学や、英語による落語、バスツアーといったイベントを通じて、日本への理解を深めました。さらに、チューターをはじめとする東工大生や、プログラムに参加する他の留学生達と交流しました。
閉講式では、最初に、留学生の研究成果の発表があり、セッションごとにチューターの東工大生が司会を務める中、それぞれが7分間のプレゼンテーションを行いました。続く質疑応答では、他の留学生らから活発な質問がありました。また、研究室の学生達の多くも発表を見に会場を訪れ、活気に包まれました。
最後に、TiROP構想責任者である岸本喜久雄教授から、留学生に対し参加証の授与が行われ、丸山俊夫理事・副学長からは、サマープログラム修了への祝辞が送られました。
お問い合わせ先
留学生交流課事業推進グループ
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Tel : 03-5734-2984