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東工大ニュース

文部科学省 大学の世界展開力強化事業「採択7大学総括シンポジウム」参加報告

2016.02.24

文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」(タイプB-1 米国大学等との協働教育の創成支援)が今年度で終了となるため、採択7大学による5年間の総括シンポジウム「米国大学等との教育交流の発展に向けて」が、早稲田大学小野記念講堂にて1月22日に開催され、本学の関係教職員ならびに学生が参加しました。

第1部では「プログラムへの参加前と参加後を比較して、自身もしくは周囲に起こった変化」というテーマのもと、今年度、本学の「大学の世界展開力強化事業」であるグローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク(TiROP)派遣プログラムでカリフォルニア工科大学へ留学した根岸走さん(生体分子機能工学専攻博士1年)と、夏季英国超短期派遣プログラムに参加した貴志崇之さん(制御システム工学科3年)が発表しました。

シンポジウムに参加しての感想

根岸走さん

根岸走さん

根岸走さん

私はTiROPを利用し、2015年10月から12月までの3か月間、カリフォルニア工科大学のBrian M. Stoltz研究室にて有機合成化学の研究を行いました。アメリカで過ごした3か月間は研究・生活両面において、毎日が驚きの連続でした。研究に対する姿勢や進め方、文化の違いや多様性などすべてのことが自身にとって新しく、非常に貴重な体験ができました。本イベントでは、それらの体験を通して自分自身がいかに成長・変化できたかを発表させて頂きました。

また、本イベントでは他大学の方々の留学体験談も聞くことができ、留学目的も専門分野も異なる彼らの発表によって、自身の見識をより一層広げることができました。今回の自身の留学経験や他の方々の発表から、価値観の違う人々との交流が我々を大きく成長させてくれると改めて感じるとともに、この留学経験を生かし、これから世界を舞台に活躍するためにも、さらに研究に精進していかなければならないと思いました。

貴志崇之さん

貴志崇之さん

貴志崇之さん

本イベントでは、TiROP超短期派遣プログラムで学んだことを振り返り、また他大学の留学プログラムを聞いて刺激を受ける良い機会だったと思います。

私がイギリスに留学したのは2015年9月中の2週間で、留学直後は英語学習や自身の専門科目に対する学習意欲が上がり、積極的に取り組んでいたのですが、4ヶ月経ち意欲が少し下がっていました。

しかし今回のイベントで発表する機会をいただき、発表の準備をする過程で、留学直後の学習意欲を思い出すのと同時に、留学中の経験や得た価値観を思い出すことができました。またイベント中には他大学学生の留学についての発表もあり、長期間留学をされた大学院生の方々の海外生活での経験や苦労がその後の成長や卒業後の進路にどのように影響したのかを聞くことができ、その活躍ぶりに刺激を受けました。

今回のイベントはさまざまな大学の学生同士が発表を通して留学での経験や成果、成長を共有し合うことができた貴重な機会だったので、今回聞いたことを今後の学生生活に少しでも生かしていきたいと思います。

パネルディスカッション

第2部は、本事業がもたらした自大学への効果と事業終了後の展開について、採択大学の代表教員によるパネルディスカッションが行われました。本学からはTiROP構想責任者である理工学研究科工学系長 岸本喜久雄教授が登壇し、TiROPの成果を中心に発表しました。「今回参加した大学は、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業にも採択されている。実施事業における課題点や実施プログラム継続の有無については、本事業で基盤となった構想やネットワークを活用していく予定である」と述べました。

大学院理工学研究科工学系長 岸本教授(TiROP構想責任者・右から2人目)
大学院理工学研究科工学系長 岸本教授(TiROP構想責任者・右から2人目)

採択7大学:東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、国際教養大学、東京大学、名古屋大学、立命館アジア太平洋大学

お問い合わせ先

留学生交流課 「大学の世界展開力強化事業」TiROP事務局

Email : tirop@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2984