研究

東工大ニュース

国際共同研究を加速―第3回東工大-ウプサラ大 合同シンポジウムを開催―

RSS

公開日:2016.11.21

シンポジウム

9月12日から2日間の日程で、スウェーデンのウプサラ大学との第3回合同シンポジウムを開催しました。

本シンポジウムは、2014年9月にウプサラ大学で開催した第1回、2015年11月に本学で開催した第2回に続いて、再度ウプサラ大学にて開催したものです。本学からは三島良直学長、安藤真理事・副学長(研究担当)、関口秀俊副学長(国際連携担当)をはじめ40名が参加、ウプサラ大学からはエヴァ・オーケソン学長他63名が参加しました。また日本学術振興会(以下、JSPS) ストックホルムセンターからは川窪百合子副センター長らが出席し、初日のレセプションには山崎純在スウェーデン日本大使も参加しました。

オープニングセッション

インゲルマン教授のプレゼンテーションインゲルマン教授のプレゼンテーション

ウプサラ大学のオーケソン学長から温かい歓迎の言葉と、両大学のさらなる研究交流や学生交流への期待が述べられました。三島学長からは、本学の教育・研究・ガバナンス改革を含む近況が紹介されました。その後、JSPS ストックホルムセンターの川窪百合子副センター長からセンターの活動紹介、ウプサラ大学研究戦略担当部長のクリスティーナ・エドストローム教授からはスウェーデンの研究インフラ動向に関する紹介があり、最後にウプサラ大学のグンナー・インゲルマン教授による、科学研究におけるセレンディピティをテーマにしたスピーチがありました。

全体会議

高安美佐子准教授のプレゼンテーション高安美佐子准教授のプレゼンテーション

「ビッグデータ」をテーマとしてウプサラ大学のアンドレアス・ヘランダー准教授と本学の高安美佐子准教授から、「イノベーションと産業協働」をテーマとしてラーシュ・ストルト教授と本学の阪口啓准教授から、 また「革新的教育」をテーマにSTUNSエネルギー社のハンス・ニレーン氏と本学の飯島淳一教授から、豊富な事例を織り交ぜながら取り組みを紹介しました。

分科会

8つの分科会が開催され、参加者はそれぞれのテーマに分かれて熱心な議論を行いました。

1.
エネルギー技術
2.
材料科学
3.
エネルギーシステムと分析
4.
企業家精神とイノベーション
5.
数学
6.
応用核物理学
7.
シリアスゲームとヒューマンインターフェース
8.
デジタライゼーション

クロージングセッション

部局間協定の取り交わし(左)安藤理事・副学長(右)テュスク副学長部局間協定の取り交わし
(左)安藤理事・副学長(右)テュスク副学長

各分科会より、今回のシンポジウムで検討した内容や今後の活動についての報告が行われました。本学の安藤理事・副学長がそれぞれに講評を行い、各分野で両大学の研究者が交流することにより新たな発想が生まれることの意義を強調しました。

ヨハン・テュスク副学長より、ウプサラ大学と東工大との関係はお互いを理解し合う段階から具体的な協力関係に入る段階に来たとの認識が示されました。

最後に東工大の工学院、理学院、物質理工学院、環境・社会理工学院の4学院とウプサラ大学オングストローム研究所の部局間協定締結のセレモニーが行われ、今後の交流の一層の深化を目指すことで合意しました。

レセプション

シンポジウム1日目の終了後には、リンネ庭園において、JSPS主催のレセプションが開かれました。また2日目の夜には、ウプサラ大学主催のレセプションが催されました。

リンネ庭園で開催されたJSPS主催のレセプション(左から)三島学長、オーケソン学長、山崎在スウェーデン日本大使

リンネ庭園で開催されたJSPS主催のレセプション
(左から)三島学長、オーケソン学長、山崎在スウェーデン日本大使

スウェーデン王立科学アカデミー、スウェーデン王立工学アカデミー表敬訪問

(左から)関口副学長、ドルホプフIVA国際コーディネーター、ウェイゲルトIVA事務局長、三島学長、安藤理事・副学長(左から)関口副学長、ドルホプフIVA国際コーディネーター
ウェイゲルトIVA事務局長、三島学長、安藤理事・副学長

本シンポジウムの機会を利用して、9月12日の午後、三島学長、安藤理事・副学長、関口副学長らが、スウェーデン市内にあるスウェーデン王立科学アカデミー(以下、KVA)とスウェーデン王立工学アカデミー(以下、IVA)を表敬訪問しました。

KVAではクリスティーナ・モーベリ会長らと面談を行うとともに、KVAの活動内容について説明を受けました。また、ノーベル化学賞、物理学賞、経済学賞の発表が行われるセッション・ホール等の施設を見学しました。

IVAでは、ヨハン・ウェイゲルト事務局長らと面談を行い、IVAと活動内容について説明を受けました。

  • (左から)平澤コーディネーター、関口副学長、ヘーデンクヴィストKVA常任理事、三島学長、モーべりKVA会長、インゲルマンウプサラ大学教授、安藤理事・副学長

    (左から)平澤コーディネーター、関口副学長
    ヘーデンクヴィストKVA常任理事、三島学長、モーべりKVA会長
    インゲルマンウプサラ大学教授、安藤理事・副学長

  • KVAのセッションホールを見学

    KVAのセッションホールを見学

訪問先について

  1. ウプサラ大学スウェーデンの首都ストックホルムから北に約1時間のウプサラに本部を置く、創立1477年の北欧最古の大学です。
  2. KVA1739年に設立された科学アカデミーで、科学の振興を目的として、ノーベル化学賞、物理学賞、経済学賞の選考をはじめとする顕彰事業等を行っています。
  3. IVA1919年に設立された工学アカデミーで、工学と経済学の振興と経済産業の推進を目的として、セミナーの開催等を行っています。

お問い合わせ先

研究推進部研究企画課研究企画グループ

E-mail : kenkik.kik@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3803

RSS