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冨田育義教授がIUPAC国際学会でDistinguished Award 2016を受賞

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公開日:2016.11.10

10月14日~10月19日、中国の長沙で開催されたIUPACの新規材料とその合成に関する第12回国際学会(International Conference on Novel Materials and their Synthesis (NMS-XII))で、本学物質理工学院 応用化学系の冨田育義教授が、特に優れた発表を行った者に対して与えられるDistinguished Award 2016 を受賞しました。

International Union of Pure and Applied Chemistry

10月18日に行われたバンケットでの表彰式

10月18日に行われたバンケットでの表彰式

受賞対象となった発表(基調講演)題目

π-CONJUGATED POLYMERS POSSESSING VERSATILE ELEMENTS-BLOCKS BY POST-ELEMENT-TRANSFORMATION TECHNIQUE

今回の受賞は、冨田教授らの研究グループが推進してきた、主鎖型反応性高分子を用いて元素を反応の最終段階で置き換えることにより、高い反応性のために従来法では合成できなかった様々な元素ブロックを付与したπ共役高分子が得られ、それらが示す興味深い光・電子特性に関する研究について発表した内容が高く評価されたものです。

今回の受賞にあたり、冨田教授は次のようにコメントしています。

10月18日に行われたバンケットでの表彰式
10月18日に行われたバンケットでの表彰式

我々が行ってきた研究内容を評価して頂き、また今回の発表を通してたくさんの研究者とのネットワークが構築でき、とても嬉しく感じております。この場をお借りして、研究室スタッフ、卒業生、在校生、および学内外の共同研究者の皆様に心よりお礼申し上げます。

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