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英国ヨーク大学長が東工大を訪問

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公開日:2017.07.19

(前列左から)ランバーツ学長と三島学長
(前列左から)ランバーツ学長と三島学長

3月28日、英国ヨーク大学のコーエン・ランバーツ学長、ヒラリー・レイトン国際部長が東工大を訪問し、三島良直学長、佐藤勲副学長(国際企画担当)、科学技術創成研究院の藤井正明教授と懇談を行いました。

三島学長は、2016年6月に佐藤副学長とともにヨーク大学を訪問し、学生交流を主軸とする大学間協定締結の署名をしました。今回のランバーツ学長の本学訪問は、両大学の学生交流や研究者交流の推進のための意見交換を目的としています。

まず、三島学長は昨年ヨーク大学を訪問した際にうけたもてなしに感謝の意を述べるとともに、ランバーツ学長らの本学来訪を歓迎しました。互いの大学の近況を話しながら、両学長は、新分野における共同研究の推進や研究者と学生の流動性の向上に向けた各大学の取り組みについて意見交換を行いました。

東工大とヨーク大学は化学、物理学、生体分子機能工学といった研究分野での共同研究を長年にわたって実施しています。

学生向けの取り組みでは、2016年と2017年に、グローバル理工人育成コースのプログラムの1つとして、ヨーク大学への短期学習ツアーを実施しました。東工大生のために企画された同ツアーを通して、参加学生はヨーク大学の教員による講義を受講したり、研究室を訪問したりしながら、現地学生や地域の人々と交流しました。

同ツアーに参加した東工大生の多くは、ゆったりとした環境の中で、キャンパス内のカフェや共有スペースで真剣に語り合うヨーク大学生の姿に高い関心を示し、より長期間の留学に対して興味を膨らませていました。

東工大では、ヨーク大学を含む協定校の学生を対象とした夏期プログラムや交換留学プログラムを実施しています。参加学生は、文化や最先端技術などの魅力あふれる日本の首都、東京に在る本学において、英語での講義の受講や、秀逸な研究者たちの指導のもと、充実した実験機器を用いた研究活動を行うことができます。

懇談の様子
懇談の様子

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