東工大ニュース
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東工大のものつくりサークル「マイスター(Meister)」が、7月30日に滋賀県彦根市の琵琶湖にて行われた「第40回鳥人間コンテスト2017」の人力プロペラ機ディスタンス部門に出場しました。
同コンテストの模様は、2017年8月23日(水)午後7時から読売テレビ・日本テレビ系「鳥人間コンテスト2017」にて放送予定です。
7月30日にマイスターが鳥人間コンテストに出場してきました。
前回は出場できなかったので、東工大復活・リベンジをかけての出場でした。
本年のマイスターの特徴の三本柱は、「歴代最強最重量級パイロット」「超高性能機体」「男子のみによるチーム」です。
歴代最強最重量級パイロット
パイロットの五十嵐俊介(工学部 機械宇宙学科 3年)は、体重・出力ともに歴代最高でした。1年生のパイロット選考時設計出力を超える出力を出した彼は、本コンテストへの出場に向けて、そのしぼられた筋肉にさらなる磨きをかけました。操舵に関しても歴代ナンバーワンの技術と名高く、安定した飛行ができました。
超高性能機体
マイスターの機体は毎年改良を続けていますが、今回は例年の精度の高さと比較しても格段に高性能化しました。特に今回は、東工大のスーパーコンピュータ「TSUBAME」を利用して、空気力学的に良い特性を持つフェアリング(コックピット)を設計することに力を入れました。前回から解析に解析を加え、ついに「左右非対称フェアリング※」という解を得ました。
男子のみによるチーム
チームとしては、男子だけというストイックなチームであり、独特な色を持ったチームでした。お互いを叱咤激励しながら頑張った1年でした。
1年間、寝る間を惜しんで作ったマイスターの機体、パイロットの最後の粘りをご覧いただけたら幸いです。