東工大ニュース
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公開日:2017.12.05
11月21日、東工大蔵前会館(Tokyo Tech Front)くらまえホールにおいて、恒例の名誉教授懇談会、栄誉教授称号記授与式及び職員等の栄誉の祝賀会が開催されました。
当日は、80名以上の名誉教授及び14名の栄誉の祝賀対象者が出席し、盛大に会が催されました。
名誉教授とは、本学を退職した教授のうち、本学の教育上又は学術上の功績があった方に与えられる称号です。また、名誉教授及び本学教員の中から、過去1年間にノーベル賞や文化勲章、叙勲、褒章など教育研究活動の功績をたたえる賞もしくは顕彰を受けた方が、栄誉の祝賀対象者となります。
祝賀会は、新名誉教授の紹介に始まり、新名誉教授を代表して宮本文人名誉教授の挨拶の後に、岡田清理事・副学長の挨拶と近況報告等がありました。その後、懇談会、栄誉教授称号記授与式と続き、祝賀対象者の紹介・記念品贈呈の後に、祝賀対象者を代表して、11月3日に瑞宝中綬章を受章された吉田裕名誉教授の挨拶があり、最後に三島良直学長の挨拶で締めくくられました。
栄誉教授称号記授与式では、古井貞熙名誉教授に、これまでの研究業績や受賞に対して、学長から授与されました。この称号は、本学教授、退職者、卒業・修了生のうち、ノーベル賞や文化勲章、文化功労者、日本学士院賞など教育研究活動の功績をたたえる賞もしくは顕彰を受けた者に対して付与されます。古井名誉教授は、音声工学の分野において、音声認識や話し言葉認識など、近年日常生活の様々な場で活用が進んでいる音声の自動認識・理解技術の先駆的な研究開発を行い、斯学の発展に多大な貢献をするとともに、コンピュータが人と対話する自動音声インタフェースの実現に大きな役割を果たし、平成28年11月に文化功労者に顕彰されています。
会は出席者全員終始和やかな雰囲気のうちに閉会しました。