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U-ATOMが「第50回日本原子力学会賞」貢献賞を受賞

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2018.06.12

本学 グローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント教育院(U-ATOM教育院)が実施している原子力の教育に係わる活動が、原子力平和利用の進展に寄与するところが大きいと評価され、第50回日本原子力学会春の年会において、日本原子力学会賞貢献賞を受賞しました。

3月27日に大阪大学で開かれた同学会賞贈呈式において、日本原子力学会の上坂充会長から、U-ATOM教育院代表者である齊藤正樹教育院長の代理として小林能直教授に盾が授与されました。

上坂日本原子力学会長(右)より 日本原子力学会賞貢献賞を授与される小林教授

日本原子力学会賞貢献賞の盾

上坂日本原子力学会長(右)より 日本原子力学会賞貢献賞を授与される小林教授

グローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント教育院は、2018年4月からグローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント教育課程と組織名称が変更されました。

齊藤正樹 教育院長のコメント

本学位プログラム(修士・博士一貫教育プログラム)は、2011年度に、文部科学省の博士課程教育リーディングプログラム(オンリーワン型)として採択されました。

本学位プログラムの目的は、「人類の生存基盤を脅かす核拡散、核テロ、大規模な原子力災害や緊急被ばく問題等のグローバルな原子力危機」(原子力安全・セキュリティ分野)において、高い国際交渉能力を有し、国内外の原子力関連の産官学界で国際的リーダーとして活躍する人材「グローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント」を養成することです。

深い専門性はもとより、幅広い社会性や国際性を備え、更に豊かな人間性を養い、時代の流れを俯瞰しながら「高い志を持って、人々のために、社会のために、世界のために、貢献するリーダー」を育成することを教育理念としています。

本学位プログラムに選抜された学生は、お台場の「東京国際交流館」の一部を借り上げて開設した全寮制の「世界原子力安全・セキュリティ道場」に入門し、他の学生と寝食をともにし、また教員も一緒に道場に住み、道場学生の自主的な討議を基本として、リーダーとしての自覚を養っています。

また、原子力の専門科目以外にも、教養科目(国際政治、国際法、経済、哲学、歴史、文化、芸術、英語、フランス語など)や被災地でのボランティア活動等を必須としています。さらに武者修行のために「国内及び国際インターンシップ」に派遣することにより、専門性はもとより「総合的な人間力」を修得する教育環境を構築し、原子力グローバルリーダーを養成しています。

2014年8月には、公益社団法人 日本工学教育協会より「工学教育賞」を頂きました。これに引き続き、この度は一般社団法人 日本原子力学会より「貢献賞」を頂くことになりました。この教育プログラムを一緒に進めてきた「グローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント教育院」のメンバーを代表して、これまでに多くのご支援を頂きました方々に御礼を申し上げます。

全寮制は、2017年度末で終了しています。

お問い合わせ先

グローバル原子力安全・セキュリティ・エージェント教育課程事務室

E-mail : u-atom.suishin@dojo.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3068

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