東工大ニュース

STEM親子実験教室「micro:bitではじめるプログラミングとものづくり!」を開催

東工大基金「理科教育振興支援」

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公開日:2019.01.18

東工大は、皆さまから寄附いただいた東工大基金を活用した社会貢献の一環として、「理科教育振興支援(ものつくり人材の裾野拡大支援プロジェクト)」を行っています。

産業の空洞化、人材・技術の流出が社会的課題となる中で、科学技術創造立国の確立に向けて将来のものつくり人材の裾野を拡大すべく、本学教職員や卒業生が主体となって行う活動やイベントへの支援を通じて、小・中・高校生の知的創造性をはぐくんでいます。

例年、20件程度の活動等に対して支援しており、今回は、今年度採択された本学附属高校による取り組みをご紹介します。

micro:bitを腕に巻いて記念撮

micro:bitを腕に巻いて記念撮影

小学生対象STEM親子実験教室

12月9日、本学 附属科学技術高等学校において、小学校4年生とその保護者対象のSTEM(ステム)親子実験教室「micro:bit(マイクロビット)ではじめるプログラミングとものづくり!」が開催されました。

日本でここ数年話題となっているSTEM教育とは、“Science(科学)、Technology(技術)、 Engineering(工学) and Mathematics(数学)”を融合した教育を指しており、実生活に密着した理科系の総合学習の一つです。

本イベントは、2020年度からの小学校プログラミング教育の全面実施を前に、子どもだけでなく保護者も含めた教育現場(高校だけでなく小・中を含めた初等中等教育)全体で「プログラミング教育」の在り方を考える機会として企画されました。子どもたちだけでなく保護者も一緒に実験に取り組み、現代の総合学習に対する理解をより深めてもらうことが目的です。

当日は計8組16名の子どもたちと保護者が参加しました。micro:bit(マイクロビット)という英国BBC(英国放送協会)で開発されたプログラミング教育用マイコンボードのモジュールを1組2台配布し、子どもと保護者が一緒に仲良くプログラミングしながら、さまざまな装置(文字を表示させるもの、温度センサーや加速度センサーを用いたもの、親子で無線通信をおこなうもの)を製作しました。

参加した子どもたちはもちろん、保護者からも高い評価が得られ、充実した実験教室となりました。

親子でプログラミング

親子でプログラミング

親子で無線通信に挑戦

親子で無線通信に挑戦

東工大基金

このイベントは東工大基金によりサポートされています。

東工大への寄附 > 東京工業大学基金

お問い合わせ先

附属科学技術高等学校 長谷川大和

E-mail : science-school2018@hst.titech.ac.jp

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