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「留学生による日本語スピーチコンテスト」を初開催

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東京工業大学 国際交流学生会SAGE(以下、SAGE)は、「第1回留学生による日本語スピーチコンテスト」を12月15日に東工大大岡山キャンパス本館で開催しました。東工大在学中の韓国、中国、マレーシア、インドネシア、ポーランドから合計10名の留学生が原稿選考を通過し、スピーチコンテストに出場しました。

第1回留学生による日本語スピーチコンテスト参加者・審査員・SAGE部員の集合写真

第1回留学生による日本語スピーチコンテスト参加者・審査員・SAGE部員の集合写真

本コンテストは、提示されたテーマに関して留学生が日本語でスピーチをし、日本語力とスピーチの独創性を競う大会です。留学生による日本語のスピーチを通じて、「国際交流=英語」というイメージを払拭し、国際交流の本質である「様々な文化・考え方に触れられる」ことを東工大生に再認識してもらうことを目的として企画されました。本学の同窓会組織である一般社団法人蔵前工業会、および東工大学務部学生支援課が後援しました。

スピーチ、および質疑応答の様子

スピーチ、および質疑応答の様子

スピーチ、および質疑応答の様子

本コンテストの出場枠はビギナークラスとアドバンスクラスに分けられました。ビギナークラスのテーマは「日本に来て感じたこと、学んだこと」、日本語学習歴あるいは日本居住歴が1年以下の東工大留学生を対象としています。アドバンスクラスのテーマは「東工大生として、日本、そして世界の科学技術を考えよう」、1年以上の日本語学習経験がある東工大留学生を対象としています。

審査員による審査の様子
審査員による審査の様子

内容、構成、態度、言葉遣い、質疑応答などの項目を基準に、蔵前工業会の金島正治理事、リベラルアーツ研究院の調麻佐志教授、佐藤礼子准教授、森田淳子准教授の計4名の審査員が採点しました。

ビギナークラスに4名、アドバンスクラスに6名の計10名(学士課程1年~博士後期課程3年)が参加しました。発表内容は、「ドラえもん」からAI最先端技術までと幅広く、観客からの笑いや驚きによって場を盛り上げました。

ビギナークラス

 
氏名
所属
課程・学年
国籍
最優秀賞
于 佳芸(う かげい)
第3類
学士課程1年
中国
優秀賞
ウィン・イン・タム
工学院 電気電子系
修士課程2年
マレーシア
参加賞
許 鳴琴(きょ めいきん)
情報理工学院 情報工学系
修士課程1年
中国
 
チェ・ミンソ
日韓共同理工系学部留学生事業予備教育プログラム
研究生
韓国

アドバンスクラス

 
氏名
所属
課程・学年
国籍
最優秀賞
マテウシュ・ビシェク
情報理工学院 数理・計算科学系
博士後期課程3年
ポーランド
優秀賞
アウギ・アトコ
物質理工学院 応用科学系
学士課程3年
インドネシア
参加賞
ナム・ユンハク
日韓共同理工系学部留学生事業予備教育プログラム
研究生
韓国
 
ヨム・サンウン
日韓共同理工系学部留学生事業予備教育プログラム
研究生
韓国
 
イ・ジョンデ
日韓共同理工系学部留学生事業予備教育プログラム
研究生
韓国
 
刘 益民(りゅう えきみん)
物質理工学院 材料系
修士課程1年
中国

審査員の金島理事は、すべてのスピーチ終了後に行われた総評で「楽しい時間を過ごさせていただきました。様々な考えに触れることができ、審査時間があっという間に終わりました」と述べ、出場者の日本語力の高さや発想の斬新さをたたえました。

プロジェクトリーダー 濱野勇真さん(第2類、学士課程1年)のコメント

濱野勇真さん

僕は今、第2類で材料科学の基礎を学んでいます。

今回の大会を通して、留学生が自分の国とは異なる言語を用いて、自分の意見を情熱を持って話す姿が見受けられました。参加した留学生のように、他国の言語を用いて自分の意見を表現することは、留学の際だけでなく、グローバル化していく将来の社会で必要なものであることを実感しました。それと同時に、日本人である自分も、日本語という言葉の素晴らしさに気づき、自国の文化を再認識するきっかけとなりました。

ビギナークラス最優秀賞受賞者 于さんのコメント

于 佳芸さん

私は今、第3類で応用化学研究のための基礎知識を学んでいます。

スピーチコンテストのテーマは「日本に来て感じたこと、学んだこと」で、日本に来た意味や自分の将来のことについてもう一度真剣に考えさせられました。スピーチコンテストは日本語を使う機会のみならず、考えを深めるきっかけにもなります。

また機会があれば、皆さんもぜひSAGEの活動に参加してください。

アドバンスクラス最優秀賞受賞者 マテウシュさんのコメント

マテウシュ・ビシェクさん

このスピーチは僕にとって大切な経験となりました。友達と一緒に、原稿に書くためいろいろな言語の問題について話すことは、大変日本語の勉強になりました。それに、スピーチの準備は、過去の辛い体験を振り返り、乗り越える機会を与えてくれました。

このコンテストに参加した理由は、友達に大切なメッセージを伝えたかったからです。僕がスピーチで優勝して、とてもびっくりしていると同時に、感謝しています。僕がスピーチで優勝できたのは、他の人たちもその課題を考えており、僕のメッセージが理解されたからだと思います。大学では、情報理工学院で主にコンピューターシミュレーションについての研究を行っています。

お問い合わせ先

東京工業大学 国際交流学生会SAGE

E-mail : sage.tokyo.tech@gmail.com

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