東工大ニュース
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今年で8回目となる本学主催による「ホームカミングデイ2019」が、本学同窓会組織である一般社団法人蔵前工業会(以下、蔵前工業会)との共催で、5月25日に大岡山キャンパスで開催されました。ホームカミングデイでは、同窓会主催の総会、講演会に加え、地域の方々にも楽しんでいただけるよう施設の見学会、小・中・高校生向けの理科実験教室、公認サークル有志による実演などさまざまなプログラムが用意されました。
当日は暑い1日となりましたが、各プログラムには多くの参加者が集い、活気溢れる催しとなりました。
多くの学科等同窓会が総会や講演会等を行い、サークルのOB・OG会も現役との交流戦や幹事会等を開催しました。
制御系OB・OG会である陽久会および工学院システム制御系による「ロボコン記念碑除幕式及び関連行事」として、「ロボコンの創始者」と呼ばれる森政弘名誉教授をはじめとした関係者らにより、南5号館西側緑地に設置された記念碑の除幕式が執り行われました。
本学学生サークルのロス・ガラチェロス、アカペラサークルあじわい、シュヴァルベンコールOB会などによるコンサートが行われたほか、ジャグリングサークルの「ジャグてっく」によるストリートパフォーマンスや東工大マジックサークルによるマジックの実演、東工大心身統一合氣道部による演武会、ものつくりサークルによる制作物の展示等が行われました。
博物館、附属図書館、スーパーコンピュータのTSUBAME、ものつくり教育研究支援センターでは施設見学が行われました。附属図書館では地下1階の図書館エリアと2階の学内者専用エリアで約20分の見学ツアーが行われ、図書館のあちらこちらに隠された謎を解きながらクリアを目指す「図書館謎解きゲーム」も行われました。
毎年多くの小中学生で賑わう理科実験教室の企画では、東工大OB・OGが組織する「蔵前理科教室ふしぎ不思議」(くらりか)による実験教室が行われました。また、本学学生サークルである東工大ScienceTechno(サイテク)によるサイテクサイエンスフェスタでは、工作を作って遊んで、実験を見て体験する催しが行われました。
毎年高校生に人気の高い魔法教室では、「サバイバルサイエンスの挑戦」と題する講演や、物理実験の体験なども行われました。
学科等同窓会代表、蔵前工業会役員、公認サークルOB・OG会代表を招き、益一哉学長主催による昼食会が東工大蔵前会館(ロイアルブルーホール)で行われました。学長から参加者に対して日頃の同窓会活動に感謝の意を伝え、大学と同窓会との連携を深めました。
各イベント終了後には、全体交流会が東工大蔵前会館で行われました。益学長と蔵前工業会の石田義雄理事長の挨拶に続き、伊賀健一名誉教授・元学長の乾杯で会がスタートしました。男声合唱団であるシュヴァルベンコールOB会による合唱が披露されたのち、益学長、三島良直名誉教授・前学長、伊賀元学長も交えて大学歌斉唱が行われ、会場は大いに盛り上がりました。約2時間の交流会の充実した時間は瞬く間に過ぎ、最後に佐藤勲総括理事・副学長による挨拶で閉会となりました。
来年のホームカミングデイは2020年5月23日(土)の開催を予定しています。皆さまのご来場をお待ちしています。