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循環共生圏農工業研究推進体 キックオフシンポジウムを開催

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2019.08.26

原田環境大臣による来賓挨拶
原田環境大臣による来賓挨拶

8月19日、循環共生圏農工業研究推進体(代表:山村雅幸 情報理工学院 情報工学系 教授)のキックオフシンポジウムを大岡山キャンパス東工大蔵前会館にて行いました。第1部では、山村代表の挨拶に続き、原田義昭環境大臣による来賓挨拶および益一哉学長の挨拶がありました。その後、環境省の川又孝太郎環境計画課長、農業・食品産業技術総合研究機構の白戸康人温暖化研究統括監および帯広畜産大学の西田武弘教授による基調講演が行われました。第2部では、本学の8名の研究推進体メンバーによる関連研究紹介がありました。100名を超える参加者による活発な意見交換が行われ、終了後には新聞社からの取材もあり、充実したキックオフシンポジウムとなりました。

キックオフシンポジウムのポイント

「効率重視」から「持続性重視」へ。科学技術の根本思想が、今、大きく転換しようとしています。化学肥料や農薬を用いた現代農業は、微生物、草、昆虫、動物の共生がもたらす炭素の循環を分断し、大地の疲弊ひいては大気中の二酸化炭素やメタンガスの増加による地球温暖化の要因の一つとなっています。本キックオフシンポジウムでは、「循環共生圏」という視点から、土壌細菌や植物による土壌への炭素貯留、微生物による反芻家畜のメタン抑制など、生命を中心とした炭素循環による地球に易しい農工業について議論しました。本キックオフシンポジウムでは、参加した学生や社会人の方々にとって地球環境に関心をもつきっかけとなりえる議論が展開されました。

今後の展望

循環共生圏農工業研究推進体では、今回、基調講演を頂いた帯広畜産大学ならびに農業・食品産業技術総合研究機構と循環共生圏農工業に関する共同研究を企画、推進するとともに、研究推進体の活動を支援するための共同研究の募集ならびに企業コンソーシアムの立ち上げを企画しています。

お問い合わせ先

情報理工学院 教授 小長谷明彦

E-mail : kona@c.titech.ac.jp

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