東工大ニュース
東工大ニュース
東京工業大学とLG Japan Lab株式会社は、オープンイノベーションによる先端技術開発を加速するため、4月1日に「LG Material & Life solution協働研究拠点」(以下「LG協働研究拠点」)を東工大すずかけ台キャンパス内に開設しました。
東工大とLGは長年、先端材料に関する研究開発を中心に多岐に渡る共同研究を推進してきました。日本での未来志向型研究開発及び製品開発の拠点としてLGが2017年に設立したLG Japan Labと今回、産学の共同研究を加速する新たな研究ハブとして、LG協働研究拠点を立ち上げました。研究拠点を大学内に構えることで、緊密かつ柔軟な研究開発体制を構築し、差別化された新規材料の開発と共に生活環境に対する新たなソリューションを提供する新規技術の研究開発を行います。
LG協働研究拠点は、東京工業大学オープンイノベーション機構の支援のもと、マテリアルズインフォマティクス※を活用して短期間で新規材料探索からデバイス実装までを実現する研究開発、およびヘルスケア、環境/衛生分野などの領域での生活環境革新を実現する先進的な研究開発を行います。東工大が世界に誇るクラスター型計算機「TSUBAME3.0」活用による新規材料発掘に向けた理論計算、そして最先端かつ広範囲の材料解析装置/評価技術を最大限に利用することにより、未知の領域における困難な研究課題の早期解決を図ります。