東工大ニュース
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「構造デザイン+耐震設計」コースのバナー
東京工業大学は、インターネット上で誰でもいつでも無料で受講できる大規模オンライン講座MOOC(ムーク)※1を提供しています。これまでに10コースを公開し、200を超える国と地域から10万人以上が受講しています。5月より11番目の新しい講座「構造デザイン+耐震設計」(Japanese Architecture and Structural Design ジャパニーズ・アーキテクチャー・アンド・ストラクチャラル・デザイン)を世界的なMOOCのプラットフォームedX(エデックス)※2で公開しました。環境・社会理工学院 建築学系の竹内徹教授が英語で担当し、7月までの開講2ヵ月で受講登録者が1,000名を超える人気コースとなっています。
同コースでは、日本における「構造デザイン+耐震設計」について、東工大構内のキャンパス・ビルディング(例えば、大岡山キャンパスの緑が丘1号館や附属図書館等)を実例とし、ケース・スタディとして解説が進められます。また、講義にはドローンによる空撮映像が盛り込まれ、普段は見ることができない角度から各施設を観察することが可能です。建築家による意匠の美しさを損なわない、かつ、耐震に優れた力強い構造をデザインするために必要となる理論やノウハウなど、本コースには、建築学を進める上で有益な知見が凝縮されています。全部で5回の講義で構成されています。
MOOC: Massive Open Online Courseの略で、インターネットにつながる環境さえあれば、どこでも誰でも受講できる大規模公開オンライン講座です。
edX(エデックス): マサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたMOOC (=Massive open online course) のプラットフォームであり、世界中の学生に、多岐な分野にわたる大学レベルの授業を無償で提供しています。東京工業大学も2014年に加盟し、TokyoTechXとしてオンライン講座を提供しています。
動画の視聴画面
東工大の建物を空撮するドローン