東工大ニュース
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東京工業大学 情報理工学院 情報工学系の大上雅史助教が、第35回安藤博記念学術奨励賞を受賞しました。授賞式は6月25日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で行われました。
一般財団法人安藤研究所によると、安藤博記念学術奨励賞は、多極真空管の発明など初期のエレクトロニクスの先駆者である発明家、安藤博(1902~1975)の功績を記念し、エレクトロニクス分野の有能な若手研究者に贈られます。対象は「大学の若手研究者(原則として35歳未満、大学院生を含む)等でエレクトロニクスおよびこれに関連する科学技術の研究分野において独創的・萌芽的な研究を行っている者」とされています。
生体内タンパク質を標的とするバイオナノマテリアル予測技術の先駆的研究
このたびは安藤博記念学術奨励賞をいただき、大変光栄に存じます。安藤博記念学術奨励賞は、エレクトロニクスに関係する分野の若手研究者の奨励により、我が国の科学技術振興と産業発展に寄与することを目的としている賞です。本受賞対象となったテーマについて、生命科学分野のデータをスーパーコンピュータで網羅解析する独創性と萌芽性、産業界への波及可能性が評価されたと伺いました。
本受賞を励みにして、今後も情報科学分野から様々な分野の発展に繋がる研究を進めるべく、努力していきたいと思います。受賞にあたり、日頃から支えてくださっている同僚、共同研究者の方々、大上研の学生・スタッフの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。