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みらい創造機構と連携しカーボンニュートラル分野のベンチャー育成コアを設立

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公開日:2022.08.09

東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所(所長:加藤之貴、以下「ゼロカーボンエネルギー研究所」)は株式会社みらい創造機構(代表取締役:岡田祐之、以下「みらい創造機構」)と連携し、カーボンニュートラル技術の社会実装に向けたエコシステムの醸成のため、ゼロカーボンエネルギー研究所でグリーン・トランスフォーメーション事業を行うグリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ(Tokyo Tech GXI、以下「GXI」)の取り組みとして、ベンチャー育成コアを設立しました。

ゼロカーボンエネルギー研究所 GXI ベンチャー育成コア 関係組織図

ゼロカーボンエネルギー研究所 GXI ベンチャー育成コア 関係組織図

ベンチャー育成コアの設立:カーボンニュートラル領域の技術の社会実装に向けたエコシステムを醸成

GXIで目指すカーボンニュートラル実現のためには、企業、自治体、市民の参画に加え、ベンチャーがそのプラットフォームに参画し、カーボンニュートラル関連領域における新技術の創出とその社会実装を担うことが不可欠です。

このエコシステム醸成のため、ゼロカーボンエネルギー研究所とみらい創造機構は連携して、GXI事業を推進するためにベンチャー育成コアを設立しました。これによりゼロカーボンエネルギー研究所における研究成果の社会実装、ベンチャー創出・育成を進めます。また、みらい創造機構は、ベンチャー企業連携を中心としたGXIの運営支援、および研究室のシーズの発掘からPoC (Proof of Concept)※1、事業計画策定、起業後の資金調達を支援し、研究成果の社会実装を伴走者としての機能を担当します。

今回の2者の連携により、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた東京工業大学からのグリーン・トランスフォーメーション、および技術と技術者を取り巻くエコシステムの強化、拡大を推進します。

ゼロカーボンエネルギー研究所について

ゼロカーボンエネルギー研究所はゼロカーボンエネルギーを用いたカーボンニュートラル技術の開発を通して、地球と共生しかつ豊かな社会の構築に貢献することを目的に設置されました。

ゼロカーボンエネルギーである再生可能エネルギー、原子力エネルギー、バイオマス、産業排熱活用、また、その普及のためのエネルギー貯蔵技術として蓄電、蓄熱、エネルギーキャリア技術、新たなエネルギーネットワークシステム、炭素循環産業システムの創成を目指したCO2の回収、資源化、循環利用の進展等について、最先端の研究を行っています。

グリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ(Tokyo Tech GXI)について

政府方針である2050年カーボンニュートラル実現のためにはグリーン・トランスフォーメーション(GX、緑転:カーボンニュートラル化に応じた産業及び社会の構造の変化)が必須です。GX社会を先導(Initiation)する研究活動の推進とスタートアップの強化、産業、社会連携の実質化を進めるために本事業、Tokyo Tech GXIをゼロカーボンエネルギー研究所にて2022年4月に開始しました。東京工業大学内の約400名にのぼるエネルギー関連研究者と産官学、地域、社会さらに国際研究機関と連携し、カーボンニュートラルかつ持続可能なGX技術の確立に向けて技術開発、課題抽出と対策検討および研究成果の社会実装に向けたオープンイノベーション活動を展開しています。

※1 PoC (Proof of Concept)

概念実証。事業のコンセプト(事業仮説)を顧客や市場に実際に提供するなどを行い、事業として成立可否を確認する実証。

お問い合わせ先

東京工業大学 総務部 広報課

Email media@jim.titech.ac.jp
Tel 03-5734-2975

株式会社みらい創造機構

Email info@miraisozo.co.jp
Tel 03-6311-6958

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