東工大ニュース
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公開日:2022.09.07
東京工業大学と三菱マテリアル株式会社(以下「三菱マテリアル」)は、持続可能社会に貢献する革新的な材料およびプロセスに関する研究を行う「三菱マテリアル サステナビリティ革新協働研究拠点」を東京工業大学オープンイノベーション機構の支援のもと設置しました。
本協働研究拠点では、東工大が保有する材料に関する幅広く高度な知見と、三菱マテリアルが蓄積している銅を中心とした非鉄金属に関する材料技術やリサイクルなどのプロセスに関するノウハウを組み合わせて、複合材料や次世代電池、CO2利活用などに関する共同研究を行います。両者の強みを発揮し、単独の研究では困難であった課題に取り組むことで、持続可能社会に貢献するグリーン・トランスフォーメーション(GX)をキーワードとする革新的な材料およびプロセスなどの創出を目指します。
両者はこれまでも様々な分野において共同研究を進めていましたが、本協働研究拠点の設置に合わせて、三菱マテリアルは東工大のグリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ(Tokyo Tech GXI)事業に参画し、GX研究を加速させ、社会実装するためのさらなる連携強化を図ります。
東工大と三菱マテリアルは本協働研究拠点を活用して、最先端技術を積極的に取り入れながら技術開発を推進し、豊かな社会の構築に貢献していきます。
三菱マテリアル サステナビリティ革新協働研究拠点
東京都目黒区大岡山2-12-1 大岡山キャンパス 大岡山北1号館401号室
2022年9月7日 ~ 2026年3月31日
複合材料、次世代電池、CO2利活用、再生可能エネルギー、リサイクル/リユースなどに関する材料およびプロセス
加藤之貴(東京工業大学 科学技術創成研究院 教授/ゼロカーボンエネルギー研究所 所長)
磯部毅(三菱マテリアル ものづくり・R&D戦略部 部長)
東工大協働研究拠点制度について
協働研究拠点は「企業ニーズに寄り添う」ために、拠点内に「研究企画室」を設置し、現在あるテーマのみならず、新たな研究テーマの創出を図り、持続的な連携の場の実現を目指します。