東工大ニュース
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10月2日、東京工業大学の新食堂「つばめテラス」が、大岡山キャンパス西5号館(旧生協第一食堂跡地)の2階にオープンしました。建物正面の階段が食堂エントランスへとつながり、中に入ると座席数 626席(屋内 542席、屋外 84席)の広々とした空間が広がっています。
名称の「つばめテラス」(英語名称:Tsubame Terrace)は、学内公募より選考を経て決定しました。公募では学生・教職員から東工大にゆかりのある「つばめ」を冠した多くの案が寄せられました。その中から、新設された屋外テラスの開放的な雰囲気と、学生・教員の皆さんが進めている研究分野を「照らす」イメージを盛り込み、人々が集うスペースになることを期待して「つばめテラス」に決まりました。
つばめテラスでは、ランチタイムには従来の人気メニューに加え、焼き立てパンやサラダバー、スープバーといった新しいメニューが提供されており、今後はライブキッチンなどにも取り組む予定です。
また、平日のランチタイム営業後には、一部スペースを飲食可能の学生ラウンジとして開放します。パーティーやイベント利用にも対応できるよう、マイクやプロジェクタも完備しています。
詳細は東工大生協Webサイトをご覧ください。
つばめテラスと同じフロアの女子トイレには、学生からの声を反映してパウダースペースや更衣スペースを設け、より使いやすいように整備しました。また、多目的トイレには、フットボード、オストメイト対応トイレ、おむつ交換台なども設置し、ダイバーシティに配慮しています。
食堂のオープンに先立ち、9月29日に学内外関係者でオープニングセレモニーを開催しました。
セレモニーは益一哉学長のあいさつに始まり、設計・意匠を担当した那須聖准教授(環境・社会理工学院 建築学系)より建物の説明がありました。また、井村順一理事・副学長(教育担当)から食堂コンセプトについて、西崎真也生協理事長(学術国際情報センター教授)からは食堂運営に関して、つばめテラスへの思いを語りました。