東工大ニュース

デジタル創作同好会traPが「中高生のためのプログラミング教室(2024年 春)」を開催

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公開日:2024.05.20

3月30日、東京工業大学の公認サークルであるデジタル創作同好会traPは、「中高生のためのプログラミング教室」を大岡山キャンパスで開催しました。年に2回開催している本教室は、今回で15回目となりました。

プログラミング教室で作成したインベーダーゲーム

プログラミング教室で作成したインベーダーゲーム

今回の教室には、プログラミング初心者やプログラミングに興味を持つ小学生から高校生までの22人が参加し、traP部員のサポートを受けながらブラウザ上で動くインベーダーゲームを制作しました。部員が用意した資料を参考に、プログラミング言語「JavaScript(ジャバスクリプト)」を用いて「プレイヤーを動かす」、「弾を発射する」などの機能を実装していきました。

部員が作成したテキストの一部

部員が作成したテキストの一部

休憩を挟んだ6時間のプログラミング教室を終え、多くの参加者がインベーダーゲームの基本的な部分を完成させました。また、一部の参加者は「音を鳴らす」などの発展的な課題にも取り組むことができました。

教室終了後のアンケートでは、8割以上の参加者が「とても良かった」と回答し、「講師が、わかりやすく、優しく教えてくれた」「完成した時は達成感があった」などの感想も寄せられました。

traP部員のサポートを受けプログラムを書く参加者

traP部員のサポートを受けプログラムを書く参加者

デジタル創作同好会traPでは、今後も中高生のためのプログラミング教室を定期的に開催する予定です。

プログラミング教室で司会を務めたtraP部員のコメント

近藤悠介さん(情報理工学院 情報工学系 学士課程2年)

私は情報工学系の講義でコンピュータサイエンスの幅広いトピックについて学んでいます。プログラミングに関しても大学入学後、traPサークルで学びました。プログラミングに限らず何に対しても当てはまることですが、何かを学ぶ上で「環境」はとても重要です。私自身、このサークルの優れた環境がなかったら、プログラミングに関して今ほどの習熟度になっていることは絶対になかったと言えます。
本プログラミング教室はインベーダーゲームの作成を通じて、楽しみながらプログラミングの世界に飛び込める環境となっております。本教室で得られたものを今後の生活に役立てていただければ幸いです。

本教室開催にあたり、株式会社サポーターズから昼食費などの協力を得ています。

デジタル創作同好会traPとは

デジタル創作同好会traPは、東京工業大学で活動している技術(ものつくり)系公認サークルです。デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立されました。制作物はwebアプリからゲーム、イラスト・3DCGや音楽までと幅広く、また競技プログラミングやサイバーセキュリティ(CTF)などに関する活動にも取り組んでいます。さらに、ゲーム制作者同士の交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど、外部との交流も積極的に行っています。

東工大基金

デジタル創作同好会traPの活動は東工大基金によりサポートされています。

東工大への寄附 > 東京工業大学基金

お問い合わせ先

東京工業大学 デジタル創作同好会traP

Email event@trap.jp

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