教育

学びの体系

より広く、より深く。
世界で活躍する研究者への歩みを支えるカリキュラム。

情報工学コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    計算機システム、ソフトウェア、人工知能、認知工学、システム開発の5分野に分けて情報工学の基盤技術を修得します。各分野ともに、1年目の基盤技術から2年目の高度技術に至るまで効率よく教育できる体系になっています。システム開発では、演習科目を充実させ、高度なソフトウェアシステム開発の高度技術を修得できるように工夫されています。

    • 計算機システム科目群
      コンピュータシステムのハードウェアアーキテクチャからシステムソフトウェアまでの先端的なトピックについて学修できる体系になっています。さらにその発展として大規模並列分散計算システム、高信頼性システムを構築する諸技術についても学修できます。
    • ソフトウェア科目群
      コンピュータサイエンスの基礎を支える最先端理論から大規模なソフトウェアを構築するための方法論に至るまで効率よく学修できる体系になっています。
    • 人工知能科目群
      機械学習、自然言語処理、情報検索、バイオインフォマティクス、複雑ネットワークなど、社会に役立つ応用技術とそれを支える基礎理論について学修できる体系になっています。
    • 認知工学科目群
      人間とコンピュータの間のインターフェース、インタラクションに関連する基礎理論、応用技術を網羅的に学修できる体系になっています。
    • システム開発科目群
      グループワークを通して「使いものになる」ソフトウェアシステムを開発し、ソフトウェア開発の即戦力となりうるための基礎能力を身につけることができる体系になっています。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    英語のプレゼンテーション科目により英語のコミュニケーション能力を高め、インターンシップ科目により技術の実践能力を高めます。その他に、情報工学フォーラム科目を用意し、博士後期課程の学生による技術交流会や外部講師の招聘などの企画を自律的にたてさせ、企画の立案と運営を体験させ、あわせて幅広い視野の獲得を目指すように工夫しています。さらに講究科目及び博士論文研究の遂行を通じて、高度な専門性を修得するとともに創造性をよりいっそう高めることができるようカリキュラムが構成されています。

    • 語学力 プレゼンテーション力科目群
      英語プレゼンテーションの科目を通じて、語学力、コミュニケーション、プレゼンテーションの技術の向上を目指します。これらを通して、世界に向けて自らの研究成果をアピールするスキルや国境を超えた研究に携わっていく力を培います。
    • 実践力 社会体験科目群
      企業や研究所などにおけるインターンシップを通して、実社会の様々な諸問題に対するソリューションを提案する力を実践的な視点から培います。
    • 企画力 リーダーシップ力科目群
      研究発表会などを学生自らが運営することで、企画力やリーダーシップ力の向上を目指します。また、学生が互いの発表について議論することで、自らの研究を深化させるとともに広い視野を培います。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

  4. 修了