教育

学びの体系

より広く、より深く。
世界で活躍する技術者・研究者への歩みを支えるカリキュラム。

都市・環境学コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    都市・環境に関する「機能性・快適性・安全性からみた設計・計画論」、「様々な情報を分析するための方法論」を提供します。また、具体的な問題解決に関わる横断的・総合的な演習・実験科目を通じて、問題発見力、分析力、実践力、コラボレーション力、プレゼンテーション力を修得します。

    • 建築構造科目群
      建築構造の動的挙動と耐震性能、材料や部材の弾塑性変形等の力学特性や数理モデルと数値解析を理解し、現代の建築構造物の設計に必要な種々の静的・動的解析方法を修得します。また、地震応答制御法や建築構造物の防災機能と補修設計についても学修します。
    • 都市防災科目群
      合理的な都市防災対策に必要な知識である自然災害現象のモデル化や災害予測とマネジメント手法、耐震設計や地震防災のための地震動特性の理解と地震波動論を学びます。そして各種センシング技術の基礎と防災への応用について学修します。
    • 都市環境工学科目群
      都市環境を形成する要因である空気や地表面の熱収支の原理を修得し、快適性との関係を理解します。室内の空気環境や都市設備について学び、さらに、建築や都市に作用する風の流れを理解して、環境問題を解決するためのシミュレーションを学修します。
    • 人間環境デザイン科目群
      環境の計画・設計において考慮すべき人間と環境の心理的な相互作用に関する基礎理論を学修し、今日的な様々なトピックについて討議します。また、人間-環境系研究の実践的な環境デザインへの展開について、実例を交え多角的に理解します。
    • 都市計画・交通計画・エネルギー科目群
      日本および諸外国の都市計画制度を理解し、地域・都市計画や交通計画の分野を対象として、計画策定プロセスに着目した理論と実践とを学びます。また、計画策定プロセスや住民参加および環境改善に資する交通工学上の課題解決やエネルギー施策について学修します。
    • 空間・計画原理/理論科目群
      近代都市計画や都市景観の歴史的な視野を身につけ、都市計画や地域計画、観光計画、公共空間デザインおよびまちづくりの計画手法を学修します。また、風景を通じて環境に対する価値観を考察し、場所の持つ意味や持続可能な都市での暮らしについて学びます。
    • 空間計画・環境デザイン科目群
      都市デザインとまちづくりについて、地域を観察する目を養うとともに、関係者との協議やケーススタディ、ワークショップ等を通じて、建築・都市・景観等の計画と設計手法および合意形成手法を学び、多角的分析に基づいて計画・設計する能力を身につけます。
    • 社会デザイン・公共システム科目群
      集合行為ジレンマとそれを克服するための多様な手段やアプローチについて理解を深め、公共システムをデザインする際の理論的枠組を学修します。
    • 特別実験科目群
      研究の進め方を修得するとともに、異なる専門分野の学生が協力して複数の知見を統合し、問題解決する能力を養う演習を行います。また、修士論文研究に則した演習、実験、野外実習等を通して調査・分析力を修得します。
    • 講究科目群
      修士論文研究に則したセミナーや論文講読等を通して研究論文構成力と表現力を身につけます。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    <建築学系>

    <土木・環境工学系>

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    修士課程までに学修した都市・環境学に関する専門知識や技術をもとに、最新の研究に基づいた「機能性・快適性・安全性」を有する都市・環境に関する最先端の知識・技術を獲得するとともに、特別プロジェクト科目群および講究科目群を通して自ら最先端研究を遂行することにより研究者として必要な創造力・研究能力を涵養することができるように構成されています。

    • 特別プロジェクト科目群
      博士論文研究に則した演習、実験、野外調査等を通して高度な分析力を修得し、国内外の共同研究等への参画によりコミュニケーション能力と国際性を培います。
    • 講究科目群
      博士論文研究に則したセミナーや論文講読等を通して自ら先進的な研究を遂行できる研究能力を身につけます。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    <建築学系>

    <土木・環境工学系>

  4. 修了