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「第33回My Study Abroad 留学報告会」開催報告

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6月30日の昼休みに、My Study Abroad 留学報告会を開催しました。国際室が募集するプログラムにより留学した学生によるこの報告会は、授業期間中、月1~2回開催されています。

今回は派遣交換留学プログラムにより留学した4名の学生が発表しました。

所属・学年
氏名
留学先
大学院社会理工学研究科
経営工学専攻 修士2年
江部ゆり夏
スイス連邦工科大学チューリッヒ校/スイス
大学院理工学研究科
建築学専攻 修士2年
吉池葉子
ミラノ工科大学/イタリア
工学部
国際開発工学科 学部4年
ミョウゲツ
スウェーデン王立工科大学/スウェーデン
大学院理工学研究科
建築学専攻 修士2年
服部雅之
スイス連邦工科大学チューリッヒ校/スイス

江部さんは、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)のD-MTEC(経営工学系の修士プログラム)に1学期間留学しました。ETHには、アプリを利用した双方型スタイルのもの等、印象的な授業が数多くあったそうです。また、ケース・スタディや企業の講演を取り入れている授業を通じて、実務に即した専門知識を習得することができたと感想を述べました。さらに、フラッシュ・モブ・コンサート(公共の場で行うミュージックパフォーマンス)でバイオリン奏者として演奏するなど、積極的に課外活動に参加することで、現地スイス人との交流も深めることができたそうです。最後に、留学を経て英語でのディベート力は磨かれた一方、出発前にどれだけ語学力を高めることができるかが留学を充実させる鍵である、と報告していました。

スイスの大自然のなかの江部さん
スイスの大自然のなかの江部さん

2番目の発表者の吉池さんはイタリアのミラノ工科大学に、私費留学と派遣交換留学を合わせて1年間留学しました。ミラノ工科大学を選んだ理由は、日本にはない多様なデザイン手法を学べることにありました。学外でも、ミラノ工科大教授の設計事務所で、ミラノ万博のパビリオンの設計業務や東工大教授のミラノ・サローネ(世界的に有名な家具見本市)出展に携わるなど、留学ならではの貴重な経験を得ることができたそうです。また、私費留学と派遣交換留学の違いについても言及しました。私費留学生としての授業料は年間10万円と経済的であった一方、派遣交換留学生の身分時には国際室から奨学金を受給できました。それだけでなく、派遣交換留学のほうが登録可能な授業数も多いこと等、幅広い利点があったと報告がありました。さらに、これから留学する学生に向けて、クレジット・カードを複数用意しておくことや、イタリアでは高価格の文房具は日本で揃えること等、留学経験者ならではの具体的な情報を提供しました。

吉池さんが発表中の報告会の様子
吉池さんが発表中の報告会の様子

ミョウゲツさんは、履修科目が少ない学部3年後期を利用して、スウェーデン王立工科大学に留学しました。スウェーデン王立工科大学の学部授業は、基本的にスウェーデン語で行われるため、英語で行われる大学院の授業を履修しました。少人数の指導体制やグループワークなど、多様なスタイルの授業に参加できたことが留学の大きな収穫であり、さらに、世界各国から集まった様々な経歴を持つ学生との触れ合いから刺激を受けたそうです。留学はこのような「多様性」を経験できるので皆さんに挑戦してほしい、と述べました。

最後に、江部さんと同じスイス連邦工科大学チューリッヒ校に1学期間留学した服部さんが発表しました。研究分野の知見を深めるために、専攻(建築)とは異なる機械工学に所属したそうです。初めは授業に追いつくことに苦戦したものの、同じ科目を履修する仲間と授業前に配布される資料を用いて予習することで、専門外の授業も克服することができたと報告しました。また、ESN(学生団体)の主催するイベントに積極的に参加し、課外活動も充実させました。世界一物価が高いといわれるスイスですが、生活費など必要経費を賄うのにスイス連邦工科大学の奨学金が助けになったそうです。「待っていてもチャンスは来ないので自分からチャレンジしましょう」と前向きな言葉で報告会を締めくくりました。

東工大基金

この海外派遣プログラムは東工大基金により実施されています。

東工大への寄附 > 東京工業大学基金

問い合わせ先

国際部留学生交流課派遣担当

Email : hakenryugaku@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-7645

8月7日15:30 本文中に一部誤りがありましたので、修正しました。

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