東工大ニュース
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キャンパス・アジア サマープログラム参加学生が、アカデミック・ツアーとして、8月3日から8月10日までの間、3日間に渡り計4か所を訪問しました。
キャンパス・アジアとは、韓国科学技術院(KAIST)(韓国)、清華大学(中国)と協力し、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の支援を得て運営されている、交換留学プログラムです。
今年のアカデミック・ツアーには、キャンパス・アジアの留学生だけでなく、彼らのチューターである東工大生や、過去にキャンパス・アジアでKAISTや清華大学に留学した東工大生、そしてTiROP、AOTULE、清華大大学院合同プログラム等、他プログラムによる留学生も参加しました。
東工大よりバスで約1時間30分で到着。まずは理研についての概要説明を受け、その後、仁科加速器研究センター及びナノサイエンス棟を見学しました。また、中村特別研究室の中村振一郎氏にも研究内容の説明をしていただきました。
概要説明を聞く学生たち
超伝導リングサイクロトロン「SRC」の見学
ソニースクエアはVIP専用の展示スペースで、写真撮影は一切できません。参加した学生たちは皆、常に「新しさ、便利さ、愉快さ」を提供する数々の製品に熱心に見入っていました。世界におけるSONYブランドの知名度の高さを感じる光景でした。
SONY本社前にて
朝7:30の待ち合わせにもかかわらず、29名の学生が参加しました。首都圏外郭放水路は、埼玉県の東部に建設された、世界最大級の地下河川です。「地下神殿」と呼ばれる巨大な調圧水槽を見学しました。
まずは放水路の仕組みを理解
「地下神殿」にて
まず、様々な人工衛星の試験モデルや、国際宇宙ステーションと「きぼう」日本実験棟の船内実験室が展示されている「スペースドーム」を訪問しました。その後、「きぼう」の運用が24時間体制で行われている管制室を見学しました。
「きぼう」日本実験棟
H-II ロケットの実機の前で
キャンパス・アジアのサマープログラムで毎年実施されているアカデミック・ツアーは、企業及び研究機関への見学自体が貴重な体験となるだけでなく、様々な留学プログラムで来ている世界各国からの学生や東工大生と交流できることも魅力のひとつとなっています。
お問い合わせ先
東京工業大学国際部留学生交流課
「大学の世界展開力強化事業」キャンパス・アジア事務局
Email : campusasia@jim.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2984