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アーヘン工科大学テキスタイル技術研究所と国際シンポジウムを共催

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公開日:2015.12.08

11月10日、大岡山キャンパス 東工大蔵前会館 手島精一記念会議室において、ドイツのアーヘン工科大学 テキスタイル技術研究所(ITA)と、本学大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻(DOPM)との共催による、国際シンポジウムが開催されました。

シンポジウム風景
シンポジウム風景

「A symposium on the collaboration to bridge challenges in New Fiber Materials Development(新しい繊維材料開発に共同で取り組むためのシンポジウム)」と銘打たれた本シンポジウムは、ITAとDOPMとの部局間協定締結を期に企画されました。

シンポジウムに先立ち、ドイツNRW州学術省大臣スヴェンヤ・シュルツェ氏を代表とする訪日視察団、NRW州経済振興公社日本法人代表取締役社長ゲオルグ・ロエル氏、日本化学繊維協会関係者の参列を得て、交流会と協定書の署名が行われました。本学からは、丸山俊夫理事・副学長、国際部国際連携課、研究推進部産学連携課等の関係者が出席しました。

ノルトライン・ヴェストファーレン州。ドイツの16ある連邦州のひとつで、アーヘン工科大学はこの州に位置する。

調印式
調印式

シンポジウムでは、ドイツ側5名、日本側5名の講演者が

  • バイオベース高分子材料の繊維化
  • 医用テキスタイル
  • 炭素繊維の新たな開発動向
  • 繊維製造過程の“その場”計測技術
  • 組紐繊維強化複合材料

など、両国が凌ぎを削る最先端の研究成果を紹介し、活発な議論がなされました。

ITAとDOPMは、これまでにも主任研究員、助教、複数の大学院学生が相互に長期滞在し、研究交流の実績を築くほか、企業を交えた3者間の共同研究も行ってきました。当該分野の最先端研究について、個々の研究者レベルでなく組織として交流を深めることは、学生の教育、若手研究者の育成の観点から極めて重要です。特にITAは機械工学、DOPMは材料工学を基盤としていることから、両者は相互補間の関係にあり、今後、大きな相乗効果が期待できるという点で意見が一致しています。今回のシンポジウムは、この両者の立場と交流の大切さを再確認する貴重な機会となりました。

お問い合わせ先

有機・高分子物質専攻
Email : info@op.titech.ac.jp

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