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人生と2016年 一年のビジョンを描くワークショップ ~本当にやりたいことは?~

2016.02.18

1月13日、大岡山キャンパス西9号館コラボレーションルームにて、コミュニケーション論を専門とする本学 中野民夫教授によるワークショップ「人生と2016年 一年のビジョンを描くワークショップ ~本当にやりたいことは?~」が開催されました。本学リベラルアーツセンターが主催しました。

ワークショップポスター
ワークショップポスター

中野教授はワークショップのコンセプトを以下のように述べています。

「人生とは、何かをなそうと計画している時に起こる、別の出来事」という至言があります。人生、思うようにはいかない。それは苦しみでもありますが、未知の世界に開かれるのは楽しみでもあります。ただ、まずは「何かをなそうと」夢や志を持たないと、思わぬ「別の出来事」も展開しません。2016年の新春に、将来を展望しつつ、この一年の計を立て、移り変わる今ここを楽しむ術を、参加体験型のワークショップで一緒に探求しましょう。

リベラルアーツセンターではこれまでもたくさんのイベントを主催してきましたが、そのアンケートの感想として最も多かったのが、「初対面の人とコミュニケーションがとれたことが楽しかった」「もっと参加型のイベントをしてほしい」といった内容でした。そんな東工大生の意見に応えるかたちで、リベラルアーツセンターが中野教授に相談し、今回のイベントが企画されました。

ワークショップの流れ

ワークショップの流れ

ワークショップの目的・目標

ワークショップの目的・目標

参加者と積極的にコミュニケーション

参加者と積極的にコミュニケーション

ワークショップでは、参加者がリラックスして意見を述べられるよう場作りが、中野教授の発案により工夫されました。CDによるBGMはもとより中野教授によるギターの生演奏があったり、通常の机を取り除いて「えんたくん」という段ボールの丸い座卓を用いたりし、参加者同士が親近感がわくように座ってもらって会が始まりました。

中野民夫教授

中野民夫教授

まず最初の対話のテーマは「大ウソつき大会」。くじ引きによって決まった4人の参加者が円卓を囲み、ウソの自分を装って自己紹介をするというものです。参加者はそれぞれ「私は中学生です」「私は野球選手です」など架空の自分を想像しながら楽しく会話をし、見栄をはることも謙遜することもなく自然にコミュニケーションがとれ、参加者の緊張が一気になくなりました。また、ウソの自分に対して他人は自分をどう見ているのかという率直な意見も聞こえ、客観的に自分を見直すいい刺激を受けました。

えんたくんを膝に乗せて小グループになり会話
えんたくんを膝に乗せて小グループになり会話

休憩をはさんだ後は、体操をしてから部屋を暗くしてゆっくりとした瞑想が行われました。時間に追われて時計を手放せない日常から離脱して、参加者はゆっくりと自問自答。過去や未来へ思いを巡らせて、大きな夢を抱くことができました。

イベント中は終始なごやかな雰囲気で、中野教授の歌とともに会が終わると、最初は他人だった参加者およそ30名全員が一体感のある仲間となり、会場は率先したコミュニケーションが絶えないまま閉幕となりました。

大きな輪になってディスカッション
大きな輪になってディスカッション

参加者のアンケートには「ぜひもう一度参加したい」「自分の根源に迫る不思議な体験ができて嬉しかった」など多数の意見が寄せられました。

お問い合わせ先

東工大 リベラルアーツセンター

Email : office@liberal.titech.ac.jp