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ロボット技術研究会がNHK学生ロボコン2018でベスト8

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6月10日、東京工業大学ロボット技術研究会のチームMaquinista(以下、マキニスタ)が「NHK学生ロボコン2018~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~」でベスト8に入りました。試合の様子はNHK学生ロボコンのウェブサイトouterで公開されています。

キャリーイングロボット(手前左手)がシャトルコックを運搬

リングを狙うスローイングロボット

ロボット技術研究会(顧問:工学院 機械系 遠藤玄准教授)は、機械工作・電子工作・プログラミングなどのものつくり活動を行う東工大の公認サークルです。

「NHK学生ロボコン」は1991年より開催されている日本全国の大学が参加するロボットコンテストで、2002年からは「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(以下、ABUロボコン)」の日本代表選考大会という位置づけで開催されています。

競技内容は毎年異なり、2018年の競技テーマはABUロボコンの開催国であるベトナムの伝統行事ネムコンにヒントを得た「ネムコン “シャトルコック・スローイング”」です。シャトルコックと呼ばれる紐のついたボールをリングに向かって投げて得点を競います。各チームはスローイングロボット(シャトルコックを投げる自動ロボット)と、キャリーイングロボット(シャトルコックを運ぶ手動もしくは自動ロボット)の2台を用いて3分以内で対戦します。シャトルコックの受け渡しが成功すると1点、スローイングロボットが投球できるゾーンごとにリングを通過した際のポイントとして10点、または15点入ります。最後の投球はゴールデンシャトルコックを投げ、ゴールデンリングを通過し、さらにその先にあるゴールデンカップの上に着地したら「ロンバイ」として30点獲得でき、勝利が確定します。

ネムコン…五穀豊穣を願って高さ15メートルにあるリングを目がけて、米のもみ殻や綿を詰めて色とりどりの布で装飾されたシャトルコックを投げるベトナムの伝統競技です。

マキニスタお手製のシャトルコック

マキニスタお手製のシャトルコック

24校が参加したNHK学生ロボコンの予選リーグでは、東京農工大学との対戦にて試合開始24秒でロンバイを達成して勝利、続く岐阜大学との対戦では62対33で勝利し、予選6位で決勝トーナメントに進出しました。

準々決勝では予選3位通過の九州大学と対戦し、試合序盤は優位に立ったものの、マキニスタがゴールデンリングの1発目を外したその隙に九州大学が試合開始26秒でロンバイを決め、九州大学が勝利しました。マキニスタの決勝トーナメントでの得点は59点と、決勝トーナメントで敗退したチームの中では最多得点を獲得しました。

リングを狙うスローイングロボット

キャリーイングロボット(手前左手)がシャトルコックを運搬

コメント

  • マキニスタ代表 谷晃輔さん(工学部 機械宇宙学科 学士課程4年)

1年間の開発・練習の成果をベスト8という形で残せて良かったです。また今大会では私達のできる最高のパフォーマンスを会場で披露することもでき、嬉しく思っております。今回無事に大会を終えられたのも、日頃からご応援頂いている方々のおかげです。本当にありがとうございました。

結果自体は優勝を目標としていた私達にとっては不本意なものでしたが、チームの技術力とロボットの完成度は年々向上していると考えています。今回の経験を活かすとともにチームの技術に更に磨きをかけ、来年以降も優勝を目指して活動を続けていくつもりです。今後とも、ご応援の程よろしくお願いいたします。

  • ロボット技術研究会部長 山本竜也さん(工学院 機械系 学士課程3年)

ロボット技術研究会には様々な分野に関して研究活動を行う部員が多数在籍しており、マキニスタはロボット技術研究会に籍を置くチームの中でも人数・実績・技術開発において最大規模のチームの一つです。昨年度はNHK学生ロボコンで優勝したこともありロボット技術研究会としても多くの方からお声がけ及びご支援をいただきました。今年度も彼らの勇姿を間近で見ることができ、部長としても一部員としても大変良い刺激を貰えていると感じております。今年度はベスト8という結果に終わりましたが、来年以降もさらなる技術力の向上とロボコンへの情熱でNHK学生ロボコン、ABUアジア・太平洋ロボコンの優勝を狙ってもらいたいです。

マキニスタメンバー

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