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サイクリング部サイクルサッカー班が全日本新人戦で優勝、全日本学生リーグでは第2位に

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公開日:2018.11.26

東京工業大学サイクリング部 サイクルサッカー班が、日本室内自転車競技連盟が主催する2018年度全日本新人戦で優勝、翌日に行われた2018年度全日本学生リーグでは2位を獲得しました。

サイクルサッカーの2018年度全日本新人戦が10月20日、また2018年度全日本学生リーグが翌21日に、それぞれ立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催され、東工大サイクリング部 サイクルサッカー班が出場しました。

全日本新人戦後の集合写真

全日本新人戦後の集合写真

全日本新人戦

全日本新人戦は、競技歴2年目以内の選手のみが出場できる大会で2人1組でペアを組んで臨みます。優勝チームは、翌日に開催される全日本学生リーグ(大学対抗)への出場枠が大学単位で一つ与えられます。今回は会場校である立命館大学や大阪大学などから12チームが出場し、サイクルサッカー班の尼﨑大暉さん(環境・社会理工学院 建築学系 学士課程2年)と市橋啓太さん(環境・社会理工学院 建築学系 学士課程2年)のチームが優勝しました。

市橋さんのコメント

新人戦はいつも組んでいるペアで出場できなかったので、違う動きをすることが多く、大変なところもありましたが、楽しく練習し、そして優勝することができてとても嬉しいです。建築学系に所属し、課題に取り組みながら空いている時間を見つけ、自主練習をしてレベルアップに努めています。次は11月に行われる全日本学生選手権大会に向けて練習していきたいと思います。

全日本学生リーグ

サイクルサッカーは2人対2人で行うスポーツで個人競技色の強いものですが、本大会は大学対抗であり、大学ごとに登録された4人の選手たちが、対戦相手や自身の体力面を考えながら、出場する選手2人を決定します。各試合の戦略のみならず、全5試合の結果が最も良くなるようにこなしていく戦略が、全日本学生リーグの醍醐味です。

今回は6チームが参加する中、東工大は増田翔さん(工学院 システム制御系 学士課程3年)と池田賢さん(環境・社会理工学院 建築学系 学士課程3年)のチームで初戦に快勝し、勢いに乗りました。試合毎にチーム編成を変更し3連勝し、最終戦に勝てば優勝できるところまで進みました。しかし、池田さんと番場崇さん(環境・社会理工学院 建築学系 学士課程3年)がチームを組んで臨んだ最終戦の大阪経済大学戦は1対6と惨敗しました。自身のパワー、スピード、自転車を乗りこなす技術力の不足を感じ、日々の練習の質を上げていかなければと痛感しています。戦績は4勝1敗で2位となり、昨年の3位を上回る結果となりました。

池田さんのコメント

研究室や卒業論文で忙しくなる4年生になると、部活に行く時間が取れなくなるかもしれないのですが、学業の合間を縫って、自主練習などをするつもりです。次の大会は11月24日、25日に東工大大岡山キャンパスの体育館で、全日本学生選手権大会があります。良い成績を残せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。興味のある方は体育館まで足を運んでいただき、サイクルサッカーというスポーツをご覧ください。

サイクルサッカーとは

サイクルサッカーは、2人1チームとなって自転車に乗って行うサッカーのようなスポーツで、体育館などで行われる室内自転車競技の一種です。競技には専用の自転車を使い、主に前輪を使ってドリブルやパス、シュートをします。ほとんど立ちこぎでプレーするため、自転車はハンドルが上を向き、ギアは固定ギアになっています。

使用するボールは表面が布製で直径は17~18 cm、重さは500~600 g。コートの広さは11m×14mで、試合は2人対2人で行います。試合時間は前半7分、後半7分の合計14分。試合中、選手は地面に足を着けてはいけません。サイクルサッカーは自転車を巧みに操りながら、ゴールを狙うスポーツです。日本ではほとんどの選手が大学から始めます。

東工大サイクリング部とは

東工大の公認サークルとして、東京工業大学、お茶の水女子大学、東京外国語大学の学生を中心に活動しています。主にツーリング班、サイクルサッカー班、レーサー班の3班に分かれて100名ほどが活動しています。今回メンバーが優勝したサイクルサッカー班には東工大生22名と東工大卒業生、他大生が所属し、東工大大岡山キャンパスの体育館で週2回練習しています。

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