東工大ニュース
東工大ニュース
12月12日、科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの大隅良典栄誉教授、理学院化学系の鈴木啓介教授が、日本学士院の新会員に選出されました。
日本学士院会員は、学術団体（学術機関、学会）、日本学士院会員、日本学術会議会員から、学術上、功績顕著な科学者として推薦を受けた者に対し、選考委員会による審査を経て選定されます。会員は専攻分野に応じて、第1部（人文科学部門）と第2部（自然科学部門）に分かれ、その配下の各分科（定員制）に所属します。今年は9名が新会員として迎えられました。
専門分野
タンパク質分解 / 生体膜 / 細胞構造・機能 / タンパク質分解 / オートファジー
コメント
この度私は日本学士院第4分科（理学）の会員に選定された旨の連絡をいただきました。
といっても学士院の会員が何をするのか、何をすべきかについてはまだ何も理解しておりません。
人文系を含めた広い分野の大変高名な先生方との交流の機会があり、広い立場から日本のアカデミアの抱える様々な課題に少しでも貢献できればと思っています。
専門分野
有機合成化学
コメント
身に余る光栄です。これまで一緒に研究を進めてくれた多くの学生諸君、スタッフ等、共同研究者、そして同僚、友人、そして家族のおかげです。残念ながら、先般亡くなられた恩師、向山光昭先生（本学栄誉教授）にはご報告が叶いませんでしたが、卒業研究以来、常に励ましていただきました。ご冥福をお祈りするとともに、今後とも有機合成化学、天然物化学の楽しさ、醍醐味を味わい、伝えていくため、精進することを誓います。
