東工大ニュース

デジタル創作同好会traPが中高生のためのプログラミング教室を開催(2019年 春)

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公開日:2019.07.10

東京工業大学のデジタル創作同好会traPは3月16日、中学生と高校生のためのプログラミング教室を大岡山キャンパスで開催しました。

traPが定期的に主催し、プログラミング未経験の中高生に対し、グループワーク形式でプログラミングを教える教室です。JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語を用いて、参加者全員が簡単なインベーダーゲームを制作しました。今回は大岡山キャンパス南4号館の講義室を借りて開催しました。また、株式会社サポーターズにもご協力いただきました。

当日は中高生合わせて30名程度が参加し、参加者4名と講師となる東工大生2名程度がグループを作りました。アイスブレイクで緊張をほぐした後、開発環境を導入したところで、東工大生の説明を聞きながら中高生が実際にプログラミングをしていきます。どのグループでも賑やかに、着実に進んでいました。

ほとんどの参加者がゲームの完成にこぎ着けることができました。中には追加の要素を実装したグループもあり、教室は盛況のうちに幕を閉じました。

グループに分かれて取り組むプログラミング教室
グループに分かれて取り組むプログラミング教室

東工大生の説明を聞く参加者
東工大生の説明を聞く参加者

プログラミングを解説する講師の学生
プログラミングを解説する講師の学生

ゲーム作成中の画面
ゲーム作成中の画面

プログラミング教室副責任者の松本裕介さん(工学院 経営工学系 学士課程2年)のコメント

私は最適化問題に興味があり、現在は経営工学系の授業などでプログラミングを勉強しています。

プログラミングは専門知識が必要で難しく、手を出しにくいと感じている人も多いと思います。しかし、実際にはそのようなことはなく、誰でも気軽に始めることができます。

今回の教室では参加者の皆さんに実際にゲームを作ってもらいました。プログラミングは難しいというイメージを払拭してもらい、少しでもプログラミングを身近に感じてもらえたら幸いです。

デジタル創作同好会traPとは

ゲーム制作を中心に、プログラミング、DTM(音楽制作)、2Dイラスト、3Dモデル、ドット絵、競技プログラミング、CTF(コンピュータセキュリティ技術を競う競技)など幅広く取り組んでいます。

デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立したサークルです。

また、ゲーム制作者交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど外部との交流も積極的に行っています。

お問い合わせ先

東京工業大学 デジタル創作同好会traP

E-mail : info@trap.jp

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