デジタル創作同好会traP

ものつくりサークル特集 デジタル創作同好会traP

デジタル創作同好会traPとは

traPのチームが自主制作したゲーム「Inverse」
traPのチームが自主制作したゲーム「Inverse」

デジタル創作同好会traPは、2018年3月に公認されたサークルで、約250人もの部員が集う(2018年8月現在)、学内でも最大規模の団体です。もともとはゲーム制作のサークルでしたが、そこから発展して、いまではゲームプログラミング、音楽、グラフィック、競技プログラミング、CTFなどデジタルに関する創作活動全般に取り組んでいます。デジタルを利用して「誰かに作ったものを見てもらいたい」「誰かと一緒にものを作りたい」という東工大生を応援しています。

CTFとは

CTFはCapture The Flagの略で、本来は相手陣地の旗を奪うゲームの意味です。コンピュータ分野では、セキュリティ技術の競技を指しており、実際にあったサイバー攻撃への対処方法を学ぶ教育の場として企画されます。「ハッカー大会」と紹介されることもあります。

traPのチームは2018年5月24日~26日に和歌山県田辺市で開催された「第13回情報危機管理コンテスト」に出場し、見事に1位となる経済産業大臣賞を獲得しました。

優勝チームのメンバー(左から)岸本崇志さん、大橋滉也さん、澤田一樹さん、高山柊さん

優勝チームのメンバー(左から)岸本崇志さん、大橋滉也さん、澤田一樹さん、高山柊さん

目指すのは知識の交差点

プログラミング経験のない初心者が新入部員の半分を占めています。新入部員が加わる5月には毎週のように勉強会や講習会があり、ここでプログラムについて学べます。

traPの活動は強制されるものではなく、自分が取り組みたい分野で自由に活動できます。その分野に詳しい人へ、自由に質問ができる環境があります。

ゲームを作りたくて入部した人が、途中からグラフィックや音楽制作に変更することもよくあります。一つの分野に限らずに活動しているため、自分たちが知らなかった分野の技術に触れる機会が多く、絶えず新しいことに挑戦できるのがメリットです。

部員の持つ様々な知識を共有し、チームを組んで一つの制作目標に取り組みます。

チームと班に所属

各チーム・班が一堂に会する全体集会
各チーム・班が一堂に会する全体集会

サークル内には現在、約20のチームと班があります。

チームはゲーム、アプリケーション、Webサービスなど具体的なものつくりに取り組みます。毎年6月と10月にチームリーダーによるプレゼンがあり、新入部員はどこのチームに所属するかを決めます。完成までの進捗状況は、2~3週間ごとにある全体集会で報告します。

また部員が利用する部内SNSがあり、ここでは制作上の悩みの相談やそれに対するアドバイスなど、絶えず活発な交流がなされています。

班はチームとは異なり、特に期限を設けず、デジタル技術を勉強する単位です。競技プログラミングなどの勉強会は班で行います。

チームや班に所属せず、個人で3Dアートを制作したり、音楽活動をしても構いません。何をするかは、ひとりひとりに委ねられています。

開発環境は

部内SNSは新しいアイデアの宝庫
部内SNSは新しいアイデアの宝庫

ゲーム制作に使うVRデバイスやコントローラなどを所有しており、部員は自由に使用できます。

また、チームでプログラミングなどに取り組むため、Gitサーバが利用できます。

他にも、全員が無制限かつ自由に利用できるクラウド・ストレージや、アプリケーションの実行環境があります。

これらの快適な開発環境は、部内システムを担当する班によって整備されています。

プログラムのソースコードの変更履歴を記録、追跡する分散型バージョン管理システムのこと。

トップ10に選ばれたゲーム

Ninja Flicker

traPのチームの一つが制作したゲーム「Ninja Flicker 」は、Googleが主催する「Indie Games Festival 2018」で見事トップ10に選ばれました。

通常のゲームとは操作性が異なり、キャラクターを動かすのではなく、背景をスクロールするようにして動かし、キャラクターを移動させるという、オリジナリティにあふれたスマホ向けのアクションゲームです。独特のアイデアが評価され、大手メーカーの作るゲームと肩を並べています。なかでも、アクションゲームが苦手な方でもスローモードにしてじっくりと遊べるモードが入っている点が、高い評価を得ている理由の一つになっています。

Ninja Flickerは、Google Play StoreおよびApp Storeにて好評発売中です。

「Ninja Flicker」トレーラー動画

サークルの詳細