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令和元年度9月 東京工業大学入学式を挙行

日本と45か国・地域から計503名が入学 78%が留学生

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2019.10.09

46の国と地域から迎えた新入生

9月25日、大岡山キャンパス東工大蔵前会館で令和元年度(2019年度)9月 東京工業大学入学式が行われました。9月入学の新入生総数は503名(学士課程2名、修士課程321名、専門職学位課程12名、博士後期課程168名)です。入学式には新入生約370名とそのご家族約50名の計約420名が出席しました。

新入生503名の出身は日本から113名、45か国・地域からの留学生390名で、78%が留学生です。女性は145名で、29%を占めます。修士課程の新入生は日本と38か国・地域から入学し、中国174名、日本55名、インドネシア21名の順です。博士課程は日本と28か国・地域から入学し、中国59名、日本46名、インドネシア16名の順です。東工大が掲げる多様性を反映し、多彩なルーツを持つ新入生が「チーム東工大」のメンバーに加わりました。入学式の式辞や挨拶はすべて英語で行われました。

46の国と地域から迎えた新入生

46の国と地域から迎えた新入生

学長式辞(益学長)
学長式辞(益学長)

大学歌斉唱に続き、式辞に立った益一哉学長は、新入生の78%を外国から迎えたことを強調し「多様性に富んだ多文化のコミュニティで皆さんはユニークな経験を積むことだろう」と述べました。さらに、益学長は東工大の改革を実行するため2018年に打ち出した三つのコミットメント―「多様性と寛容」「協調と挑戦」「決断と実行」―を説明し、「多様性は創造力とイノベーションの源となる。東工大の仲間と協調することで、新しいアイデアが生まれる。行きたい方向を決めたら、行動しよう。東工大の学びと研究の環境は、行動する者に報われるよう設計されている」と新入生を励ましました。

部局長式辞(横田情報理工学院長)
部局長式辞(横田情報理工学院長)

役員や学院長など、列席する大学関係者や来賓の紹介の後、横田治夫情報理工学院長が各学院を代表して式辞を述べ、科学技術の進展に貢献するよう新入生に促しました。国連で開催されたばかりの気候行動サミットや16歳の活動家グレタ・トゥーンベリさんの国連スピーチに触れ、「気候温暖化問題の解決は科学技術にかかっている」と、持続可能な地球の重要性を訴えました。また、研究倫理に責任を果たすよう求めました。

蔵前工業会理事による祝辞(井戸業務執行理事)
蔵前工業会理事による祝辞(井戸業務執行理事)

さらに、本学同窓会の「一般社団法人蔵前工業会」を代表して、井戸清人業務執行理事(昭和48年理学部数学科卒)が祝辞を述べました。井戸理事は東工大の卒業生がさまざまな分野のリーダーとして活躍していることを紹介し、科学技術だけでなくリベラルアーツにも関心を深め、国際的な視野を広げるよう激励しました。

新入生総代リオさんによる答辞
新入生総代リオさんによる答辞

最後に、新入生総代の生命理工学院生命理工学系の博士後期課程、リオ・シルビア・ハンユン(LEO Sylvia Han Yun)さんが答辞を述べました。リオさんは、2017年9月、東工大修士課程に入学し、今回、博士後期課程に進んだシンガポールからの留学生です。東工大の優れた環境で最先端の研究に取り組める「特典」を生かしたいと抱負を語り、科学技術は環境に害をもたらす可能性もあると自戒を込めて語りました。2020年東京オリンピック・パラリンピックに最新技術がどう使われるか間近で体験できると東京で学ぶ期待を述べ、地球全体にインパクトを持つ科学と技術をもっと学びたいと話しました。

新入生のみなさん、ようこそ東工大へ。ご入学おめでとうございます。

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